バドミントン高校からは遅いのか?1回戦負けからインターハイを目指した僕の話

バドミントン高校始めでも強くなれる!全国へ具体的な練習方法 トレーニング
バドハジメたて男
バドハジメたて男

Kenさんはバドミントン高校始めで、どうやって強くなったの?
高校はじめの僕でも全国大会に行ける?

Ken
Ken

じゃあ今回は、僕が高校、大学でやってきたことの話をしよう!
結論、高校はじめでも遅くないよ!

今回は、バドミントン高校はじめの僕が全国大会を目指して歩んできた高校時代と大学時代のお話です。

高校はじめでも全国大会を目指している人は多いと思います。
結論、高校はじめでも遅くはありません!
全国大会に行くには相応の努力は必要ですが、考え方と練習の質だと思います。
(高校はじめで全国大会優勝を目指すのならかなりのセンスが必要ですが…)

バドミントンをはじめた人は、まず経験者との実力差に驚いたのではないでしょうか?
バドミントンは初心者と経験者で実力差がわかりやすく現れるスポーツです。

たて男
たて男

経験者に追いつけないってこと?

という考えにもなってしまいがちですが、大丈夫です!

今回はKenが高校からバドミントンをはじめて、全国大会に出場するまでやってきたことを具体的にお伝えしていきます!

高校はじめというコンプレックスがあるけど、もっと上に行きたい!経験者に勝ちたい!
という想いがある人は、かなり参考になると思いますので読み進めてみてください!

  1. バドミントン高校からはじめるのは遅い?初心者からインターハイを目指した話
    1. 「今からじゃ、経験者には勝てない…」高校から始めた僕を襲った最初の絶望
    2. なぜ、凡人の僕が全国レベルになれたのか?【3つのターニングポイント】
      1. 転機①「時間」ではなく「密度」!練習の考え方を180度変えた
      2. 転機➁上級者のプレーを自分に取り込む「コピーする力」を手に入れた
        1. 強くなる人は上級者のどこを見る?
        2. 初心者から上手くなるためにはとにかく自分に取り込むこと
      3. 転機③「弱点の克服」を捨て、「最強の武器」を磨く戦略に切り替えた
        1. 自分に足りないものは?強みと弱みを考える
        2. 初心者からでも自分の武器を作る
        3. どうにもならないことはあきらめる
    3. 大学時代はフィジカルトレーニング!
      1. 結局勝てるフィジカル(カラダ)がないと勝てない
      2. めちゃくちゃ大事な体幹トレーニング
    4. やっとけばよかったと後悔すること
  2. 結局試合で勝つために一番大事なのは?テクニックやフィジカルよりも・・・
  3. 高校からバドミントンを始める君へ。今すぐ実践できる具体的な練習メニュー
    1. 強くなるためにするべきこと
    2. Kenが具体的にした強くなるための自主練習
  4. 負けることも大事!負けて何を得るかがすべて!
    1. 本気で取り組まなければ負けても得るものは少ない
    2. 負けたその日からがスタート
  5. 結局どうすれば強くなれるの?まとめ

バドミントン高校からはじめるのは遅い?初心者からインターハイを目指した話

目指す

Kenは都会から離れた田舎生まれ。
親の趣味はバドミントン!ラケットとシャトルは小さいときから見慣れていた
親の影響から自然にバドミントンの道へ・・・とはいかず、
小学時代はスイミングスクールへ・・・

Kenママ
Kenママ

もしもの時に溺れないように水泳はできた方がいいよね♪

中学時代も特にやりたいこともなかったので、とりあえず友達と野球部へ!

Kenパパ
Kenパパ

団体競技したほうがいいんじゃない?野球とかどう?

そんな感じで中学まで過ごし、高校入学からバドミントン人生が始まった・・・

Ken
Ken

高校までバド部がなかったです・・・田舎だから(笑)

水泳と野球をしていたおかげで体づくりの土台はできていたのかもしれません。
そこはやっててよかったと思います。

「今からじゃ、経験者には勝てない…」高校から始めた僕を襲った最初の絶望

絶望

高校に入学し、親がやっているからという理由でバドミントン部へ・・・
指導者がいない部活だったが、上級生・同級生は数人ジュニアスクールでバリバリやっていた経験者がいるという環境でした

Ken
Ken

経験者のプレーを見て
「めっちゃ強いやん・・・こんなの一生勝てない・・・」

と思いました

ラケットの持ち方を覚えることからスタートでしたが、親がやってたおかげでイメトレはできていた。

Kenが恵まれていたのは親がバドミントンをやっていて、身近に経験者がいたこと

持ち方からストロークの振り方を教えてもらい、親の練習場へ練習にも参加しました。

Ken
Ken

部活外の練習場所に足を運ぶことはすごく大事!

経験値がめちゃくちゃ上がります!

はじめたころは1回戦負けが当たり前・・・
徐々に遠くまで飛ばすことができるようになったし、何よりバドが楽しかった・・・
でも勝てない・・・

このまま終わりたくない!どうしても勝ちたい!

負けず嫌いだったので、ある時から「勝つために」本気で練習するようになりました。

なぜ、凡人の僕が全国レベルになれたのか?【3つのターニングポイント】

ターニングポイント

ここからは、特に特徴のなかった僕が強くなるキッカケとなったポイントを3つお伝えします!
1つ目が「考え方」、2つ目が「コピー」、3つ目は「自分だけの武器についてです。

転機①「時間」ではなく「密度」!練習の考え方を180度変えた

まず考えたのはこのペースで行くと全国へはおろか、県大会にも行けないのでは?と思い、今の練習を見つめなおしました。

1年生なので外練が多かったです。正直ダラダラとした練習だったかもしれません。
練習としては、基礎の素振りとフィジカルトレーニングがメインで体育館は上級生が使っているのでなかなかシャトルも打てない、そして上級生からも放置気味という状況でした…

Ken
Ken

このままでは勝てない!もっと試合で使えるトレーニングをしよう!

ということで、同じ1年生と相談して、走ったり山登り系のトレーニングから、フットワークの初速をあげるためのステップ系のトレーニングを入れるようにしました。

今だから思いますが、この時に奮起して、周りを巻き込んでみんなで頑張る環境を作れたことが良かったと思います!

言われたことだけを考えずにやっていたり、周りに流されて今の練習に満足していたら強くはなれなかったと思います。
「何が足りないのか?」常に考えることが大切です。

転機➁上級者のプレーを自分に取り込む「コピーする力」を手に入れた

コピーすることが大事

3年生が引退した後、体育館で練習できるようになりました。
基礎打ちがメインでたまに体力系のノックがあるくらい…

Ken
Ken

この練習はある程度は打てるようになるけど、勝てる練習ではない…

そう考えて、自分だけの武器を身につけるために、ショットの質を上げるためにTOPクラスのプレーヤーを観察しまくりました!

当時はビデオテープの時代!再生と巻き戻しの繰り返し!
バドミントンはメジャースポーツではなかったのでたまに決勝のみ放送されるという時代だったので、とりあえずチャンスがあれば全部ビデオをとる!

そして武器を得るために「マネをする」ことから始めました。

マネしたい選手にターゲットをしぼる ➡
何度も同じプレーを繰り返し見て脳にイメージを焼き付ける ➡
体育館の鏡の前でプレーのマネをする ➡
イメージと違ったらちょっとずつ修正  
の繰り返し…

Ken
Ken

ただ上手いな~と見ているだけだったら強くなれなかった
徹底的にマネしました!

★伝えたいことは、コピーすることのメリット
強い人のプレーをマネすることでコツを体感することができます。
結果的に教えてもらうことと同じくらい、体で学ぶことができ、武器の修得に繋がります。

強くなる人は上級者のどこを見る?

強くなるために選手を観察することの補足です!
強くなりたいのであれば、TOP選手のラリーのシャトルを見るのはおすすめしません
コピー目的で観察するのであれば、次のことを意識してみましょう!

①相手が打ってから、準備~ショットするまでの一連のストローク
 ➡ラケットの角度、面の向き、スイングの速さ、ラケットと腕の動かし方、筋肉を使うタイミング 

②強力なショットを打つまでのフットワーク
 ➡目的地まで移動する前の踏み込み、足運びや足・膝の角度

③ショット時のシルエット
 ➡ショット前後の体重移動、どの筋肉を使っているか、体はどんな形か、指先・肘の角度

たて男
たて男

見るポイントはいっぱいあるね…

Ken
Ken

イメージを脳に焼き付けて何度も頭の中で再生するんだよ!

★伝えたいことは、上級者のイメージを脳に焼き付けること
脳に焼き付けることで自分の姿と比べることができます。
できるようになるためには自分を上級者のイメージに近づけることが一番の近道です。

当時は見る余裕がなかったけど、相手が打つ瞬間の待ち方や重心のかけ方、そこからの体重移動をする体の使い方も見てみると勉強になります。

動画でトップ選手のプレーを見て勉強する際はこちらを参考にしてみてください!
どこをどのように見ればいいのか…イメトレの方法を詳しく記載しています☟

初心者から上手くなるためにはとにかく自分に取り込むこと

自分に合っているかどうかわからないけど、とりあえず自分に取り入れることが大事
合わなければ捨てればいいだけ!

Ken
Ken

とりあえず試してみよう!

脳にインプットできているプレーを鏡の前で試してみる・・・

腕の角度は合ってるか?
力の入れるタイミングは合ってるか?
打った後のカラダの向きや重心はどこか?

一回ごとに丁寧に確認!

Ken
Ken

僕は1時間くらいずっと鏡の前でフォームの確認をしていました!

★伝えたいことは、自分に取り入れることのメリット
運動神経がいい人、のみ込みが早い人はコピーすることが上手です。
コピーする為には脳が映像としてイメージができていることが必須。
成長スピードを早めたい人はまずイメージできるようになりましょう!

実はコピーするにも動体視力は必要です!
脳が処理する速度を早めるには動体視力を鍛える事をおすすめます!

転機③「弱点の克服」を捨て、「最強の武器」を磨く戦略に切り替えた

自分の武器を見つける

日々コピーを続けていると、だんだんと「力強いショットはこうやったら打てる」というのがわかってきます。

この時、「自分に足りないモノ、できない事」つまり弱点の強化ばかりの練習をしていました。

Ken
Ken

この弱点を克服したからと言って上のレベルに勝てるとは限らない…
何か、これだけは負けないという武器が欲しい!

自分に足りないものは?強みと弱みを考える

この頃には部内の経験者とさほど実力差は感じなくなってきました。
格上に勝ちたい欲が出てくる

Ken
Ken

でも明らかに経験値・テクニックは向こうが上・・・

じゃあ何で勝てるかを考える・・・
最近スマッシュもコツがわかってきて、強力な武器になってきている・・・

スマッシュだったら勝てるかも!

Ken
Ken

そう決めてからはスマッシュの強化を中心に練習しました!

逆にレシーブがかなり弱かった…
でも、

攻撃は最大の防御!

という考えで、守らなくていいように、守りをしなくていいように守りも攻撃と考えてドライブにも力を注いだ。

Ken
Ken

選択と集中!守りを捨てました(笑)

シングルスよりも、スマッシュを活かせるのはダブルスだ!
ダブルスをメインに強化しよう・・・

Ken
Ken

シングルスも向いていないと思って捨てました(笑)

そして、1年の終わりのころ、やっと花が開く・・・

部内で勝てなかった人にも勝てるようになり、経験者でも取れないような鋭いスマッシュも打つことができるようになっていました!

Ken
Ken

2年になって、経験者とダブルスを組めることに!

ペアとの役割がうまくかみ合ったのか、それまで地方の大会でもやっと1,2回勝てるレベルだったが、いきなり決勝戦に!
そのまま県大会でベスト16に入ることができました。

Ken
Ken

この時点でKenはスマッシュしか打てなかった。

あとは並以下・・・

しかし勝てるようになった要因は、ペアのおかげもありますが、スマッシュという武器を手に入れたからだと思います!

★伝えたいことは、強みと弱みを把握するメリット
強くなるために「まんべんなく」が一番の遠回り!
自分の長所を磨けば、そこから展開を組み立てられます。
「芸は身を助ける」という言葉があるように、何か秀でたものがあるほうが勝ちやすい!

私が選択したショットの一つスマッシュ!そのスマッシュ力強化のコツはこちらで解説!☟

初心者からでも自分の武器を作る

ベスト16以上を目指すころ、学校で朝練習ができるようになり、毎朝ダブルスパートナーと朝練をしました。

Ken
Ken

朝活はホントにおすすめです!

短く貴重な朝の時間は、ひたすらドライブとショートドライブ練習を行った。
なぜドライブを強化したのか?

ダブルスの選手を見てみると、レシーブはほとんどバックハンド
弱いレシーブよりもドライブをひたすら練習した方が効率がいい!

という考えでした。

たて男
たて男

弱点のレシーブはほんとに練習しなかったんだね(笑)


1球1球いろいろな打ち方を試してみたり、タイミングをずらしてみたりと試行錯誤の毎日・・・


毎日バックハンドでのドライブ練習を行い、試合で使える武器を磨いたおかげで、次の県大会でベスト4に入ることができた。

Ken
Ken

パートナーと一緒に特訓したのが良かったと思う!

★伝えたいことは、武器を磨くメリット
勝つためには武器となるショットが必ず必要です!
武器は直感でこれだというものでいいので、そのショットが得意ショットになるようにひたすら練習!
磨いた武器は必ず試合で役に立ちますよ!

私がビデオテープを擦りきれるほど繰り返し見て、毎日の朝練で試行錯誤し身につけたコツがあります!
強い人は無意識にこのコツを使っていますが、ほとんどの人は感覚なので、言語化した人はあまりいないでしょう…
そのコツを「バックハンド最強論」という書籍としてまとめました!
これから強くなりたいという人は必須のテクニックになります!
無料で読めるのでぜひ習得してください!☟

どうにもならないことはあきらめる

これも重要なことですが、どうにもならないことはあきらめましょう!
バックハンドを強化してきたKenですが、レシーブはあまり上達しませんでした。

Ken
Ken

多分センスがないんだと思います!

上のレベルになると、苦手なレシーブはやはり狙われてしまいます。

あと1回勝てばインターハイ!

しかしそこの壁はかなり厚く、結局突破できませんでした・・・
結局インターハイは行けず…
高校では全国大会への目標は果たせませんでした…

でも・・・
レシーブという苦手分野を克服するよりも、スマッシュで決定力を伸ばしたから
高校始めで県ベスト4という結果を得られた!
と考えています

Ken
Ken

苦手分野の克服はかなり時間がかかってしまうから!

たて男
たて男

苦手克服よりも得意を伸ばせってことだね!

Ken
Ken

レシーブは大学でだいぶ改善できたと思う!
高校時代はめちゃくちゃへたくそだったよ・・・

★伝えたいことは、あきらめることも大事!
短い学生生活の時間で効率よく強くなるためには、何かを捨てなければならないと思います。
時間は有限だから全部やることはできない!とりあえず取捨選択が大事!

道を選択する

大学時代はフィジカルトレーニング!

大学はバドミントンがそこそこ強い大学へ進学!
そこでも指導者はあまり顔を出さず、学生主体の部活でした・・・
が、先輩方は強豪高校から来た人たちが多かった!

Ken
Ken

大学はいろんな人が集まってくるから刺激的!
すごく勉強になりました!

結局勝てるフィジカル(カラダ)がないと勝てない

フィジカルを鍛える

大学入学早々にリーグ戦があり、ある先輩がかなり格上の相手に接戦で勝利!

Ken
Ken

今でも勝った瞬間の感動を思い出します・・・

その先輩が重要だと言って行っていたことは、フィジカルトレーニングでした。
高校時代は腹筋背筋くらいしかしなかったが、先輩と一緒にトレーニングを行い、勝てる体づくりに励みました。


大学入ってからもはじめの方は、新人戦・地区大会ともに1回戦負けだったが、2年生になると地区大会ではベスト32に!新人戦では県でベスト4に入ることができました


今になっていろんな全国で優勝する人など強い方に話を聞きますが、

結局はどれだけフィジカルを強化できるかで、ここぞという時の勝ち負けは決まる

と言われます。

★伝えたいことは、フィジカルを鍛えることのメリット
得点を奪っていく力強さ、粘り強さを鍛えられますが、一緒に心も鍛えることができます。
自信にもなることで、競った時の1点にもつながるし、プレッシャーのかかる場面でミスらないことにもつながります。

めちゃくちゃ大事な体幹トレーニング

大学では、近くのスポーツ専門学校からトレーナー研修として部活を見てもらう機会がありました。
そこで指摘を受けたのが体幹の弱さでした。

Ken
Ken

筋トレはしてたんだけど、

体幹トレーニングはあまりしてこなかった

ある時、腹筋背筋のバランスの悪さが原因で椎間板ヘルニアを発症・・・
腰痛で練習どころではなくなった。バランスの悪さも体幹の弱さが原因だった。
➡体幹トレーニングも日課にすることで腰痛が改善しました!

★伝えたいことは、体幹を鍛えることのメリット
腰痛を経験することで、長くバドミントンを続けるためにはカラダのバランス・体幹はすごく大事だとわかった。バランスを整えることでショットの安定感が増し、一つ一つのショットのミスも少なくなりました。

体幹はショットのミスを少なくするのにも効果的です!
体幹トレーニングの方法はこちらで解説しています☟

そして大学3回生で、ついに・・・

ダブルスでインカレに出場することができました!

以上が、高校はじめでも全国大会に出場した体験談です!

やっとけばよかったと後悔すること

これまでいろいろやってきたが、結局やらずに今になって後悔することは、ラリー力の強化です。
ラリー力がないので、一発で決めようとするクセがつき、ミスも多くなります

Ken
Ken

気持ちよく決めても1点、ミスをしても1点・・・

これはすごく大事!

バドミントンはミスをしない方が強いです!

当たり前のことですが、これがなかなかむずかしい!
バドミントンを始めてこれから!という人は、ぜひラリー力を鍛えることをおすすめします!

たて男
たて男

勝てる人になる為にはミスを少なくするってことだね!

★伝えたいことは、ラリー力を鍛えよう
ミスは多いけど強力なショットを打てる選手と、どんな球でも拾いまくって自コートに落とさない選手がいたとします。団体戦で競った時に安心して応援できるのはどちらでしょう?間違いなく拾いまくる選手です。粘り強いほうが勝つのがバドミントンです。

ラリー力を上げるには・ミスを少なくするにはコースを読めるようになることが大切です↓

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結局試合で勝つために一番大事なのは?テクニックやフィジカルよりも・・・

バドミントン

ここまで、どうすれば強くなれるのか、強くなったのかをお伝えしてきましたが、大人になった今考える事をこの章でお伝えします!

スポーツでは「心技体」が大事とよく言われていますが、そのなかで一番大事なのは「です。
強豪校の先生やチームの監督・コーチにもお話を聞きますが、みなさん「メンタル・考え方」つまり「心」が一番大事だと言われています。

Ken
Ken

バドミントンで勝つ選手になるには何が一番大事ですか?

某強豪校監督
某強豪校監督

心だね!つまりその選手のあり方だよ

むずかしいですね!
「あり方」つまり、バドミントンに対する姿勢です。

心・・・メンタル
技・・・テクニック
体・・・フィジカル
心技体という言葉の漢字順番も「心」が先頭に来ているのは、一番メンタルが大事だということですね!

「心」は競った時の「勝ちたい」という気持ち
「心」は吸収したいという学ぶ姿勢
「心」は正々堂々というスポーツマンのあり方
「心」は上手くなりたいというハングリーな考える力
となります。

「心」がないと練習しても身につけようという気も起らないのでただやってるだけ・・・

某強豪校監督
某強豪校監督

しかし、一番教えるのが難しいのも「心」だよ

選手が心から「バドミントンが好き」って思ってないと心は鍛えられないから…

それは普段の心がけや思考、行動で身につくものです。

Ken
Ken

なので強豪校は礼儀正しくすがすがしいところが多いんでしょうね!

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高校からバドミントンを始める君へ。今すぐ実践できる具体的な練習メニュー

納得

バドミントン始めたてでまだ1年もたってない人が具体的に何をするべきなのか
これまでの経験をもとに記載していきますので参考にしてください!

たて男
たて男

僕も今から強くなる!

強くなるためにするべきこと

一番大事なのは、「考える」ことです。

毎日誰かが考えた練習メニューを淡々とこなすのではなく・・・

この練習にはどんな意味があるのか
試合中のどのプレーを想定しているのか?
自分がやられて嫌なショットは
もう少し強く押し込んだ方がこのショットはきれいに入る!

など、常に考えるクセをつけましょう


考えるクセがつくと、練習内容すべての効果が間違いなく上がります
まず強くなるための土台作りとして、「考える」というマインドを身につけましょう

Ken
Ken

「考える」ことができれば自分に足りないことも見えてきます!

また、試合中何を考えればいいのでしょうか?試合中に考えることを練習で取り入れてみましょう!

Kenが具体的にした強くなるための自主練習

僕が具体的にした自主練習は・・・

・毎日10Km走る
・週2回ほど自分の姿を鏡で見て、スマッシュのイメージをしながらオーバーヘッドストロークの素振りを1時間
・折れたラケットのグリップだけを切り取り、授業中握りこみの練習
・腹筋背筋は毎日100回
・基礎打ちの時は1球1球考えながら打つ、ドライブは全部バックハンド
・部活以外の社会人クラブにも練習に行かせてもらい、いろんな人の球を受ける
・時間があれば壁打ちでバックハンドの練習

と、上記のほかにもノックやパターン練習などを考えながら取り組みました。

Ken
Ken

こうしてみると結構頑張ってたな~

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負けることも大事!負けて何を得るかがすべて!

負ける経験も大事

高校2年生の時、3年生の引退がかかった試合。団体戦では2ダブルス3シングル・・・
セットカウント2-2の第3シングルス勝負!
勝った方が県ベスト4という大事な試合で、Kenがシングルスという場面だった。

Ken
Ken

自分が負けないと変な自信もあった(笑)

勝つイメージしかなかったイケイケの時でした

今日はスマッシュが調子いい! 何より自分が負けるわけない!
この試合に勝って、この大会で引退の先輩方を気持ちよく引退させてあげよう!

そんな気持ちで挑んだシングルス・・・

相手はほぼ同じレベルの相手でファイナルの20ー20まで勝負がもつれた・・・
結局シーソーゲームの末、26点くらいでKenのスマッシュがサイドアウトになり試合終了…

負けた・・・
本気で泣いた・・・
一人になると涙があふれた・・・
自信も打ち砕かれ、自己嫌悪、劣等感、負のオーラ爆発・・・

そこで初めて、負ける悔しさを知りました


どうやって立ち直ったかは覚えていませんが、その負けた経験がより一層成長させてくれたと思います

本気で取り組まなければ負けても得るものは少ない

「負けて悔しかった…」ではまだ足りない!

マジで死ぬほど悔しい・・・
あれだけ練習したのに・・・
なんで負けたんだ・・・
あれだけ頑張ったから負けるはずがないのになんでなんだ!!

これくらい思えたら、負けたことに価値がある

Ken
Ken

今だからわかる

本気で考えて、本気で練習した人にしかわかない感情です!

その負けから得られるものは多い

Ken
Ken

この時に負ける経験ができてよかったと思う!

最後に勝てればそれでいい

勝つことで得られるものよりも、真剣に戦って負けた経験から得られるものの方が何十倍も役に立つ!

本気でぶつかって負けた人にしか味わえないので、ぜひ本気で取り組んでほしい!

★伝えたいことは、負けることから学ぶ
負けた方が得るものは大きい。でも本気で取り組んで、本気で勝つために努力した人でないと得るものは少ない。高くジャンプする為には一度沈んだ方が高く飛べるように、次の糧として力を溜められるのは自分だけだ!

メンタル強化は自分自身の洗脳で可能です!試合を100%で挑むためにメンタルを鍛えておきましょう!

負けたその日からがスタート

負けたその日からがスタートだ!

Ken
Ken

考えることをやめてはだめだよ!

その負けが価値のあるモノに変わるかどうかは、負けた後の考えや行動で決まる

Ken
Ken

ごめんなさい!長々と熱く語ってしまいました!
結局は根性論かよ!と思う人もいますが、

結局は「心」!根性論だと思います!

結局どうすれば強くなれるの?まとめ

以上、Kenのバドミントンエピソードでした!
強くなれるヒントはありましたか?

結局どうすれば強くなれるのか・・・
ジュニアコーチや指導者の方々によく聞かれる質問ですが、まず「心」を鍛えましょう!
具体的に言うと、どれだけバドミントンを好きになれるかです。

好きになれば、自然と勝つ工夫を考えるようになり、勝ちたい気持ちがあるから進んでトレーニングをするようになります。

親や指導者から「やらされること」以外にも、自分で考え、行動することが強さにつながります!

考えることを止めずにひたすら突き進みましょう!

考えても答えが見つからない場合は第三者にアドバイスが聞ける仕組みがあります!
自分ではわからないことが、他人から見たらすぐに答えが見つかる場合が多いです。
悩んでモヤモヤしている時間がもったいない!
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また、強くなる為にはバドミントンの教材で勉強する方法もあります!
強豪校の指導者が教える内容なのでかなり有益です!
バドミントンの教材はいくつかあるので比較してみました!☟
バドミントンの強くなる知識を知っていれば、周りのライバルよりも頭一つ抜け出せます!