Kenさん！！シングルスは全力で打たない方がいいの？
そうだね！全力で打っちゃうと次がいけなくなるからね〜
バドミントンシングルスでは全力で打つと逆にカウンターを喰らう場合があります。
一人でコートを守っているため切り返されると取りに行くにはかなりの体力が奪われます。
全力で打ったほうがいいタイミングはありますが、ほとんどは諸刃の剣です。
今回は、バドミントンシングルスの戦い方「全力で打たすに次に備える」
全力で打たずに次に備える考え方
備えると同時にギアを変える戦法を覚える
体勢は常に全力で入ること
をお伝えします。
「次に備えること」を覚えた方がシングルスでは有効です。
相手のコートに落とせば1点、全力で打って決めても1点です。
効率の良い点の取り方を覚えましょう。
シングルス初心者にはこちらの記事から⇩
バドミントンシングルスでは全力で打たない方がいい！？備えることを覚える
バドミントンシングルスでは全力で打つたない方がいい場合がほとんどです。
シングルスは体力勝負でもあるので、どれだけ効率よく点を取れるかが大切です。
次に備える…つまり予測することを覚えましょう。
全力で打たずに次に備えるメリットとは
全力で打たずに備えるメリットは次の通りです。
・体力を温存でき、効率よく得点できる
・安定したプレーができ、凡ミスが減る
・視野が広がり、相手の動きがよく見える
・シャトルがよく見える
・スムーズな体重移動、フットワークができる
です。
とにかくミスが少なくなることが大きなメリットです。
ミスが多い人は全力で打つことをグッとがまんしてみてください。
驚くほどミスが減ります！
こんな時は全力で打たずに次に備えよう
全力で打たない方がいい場合を見てみましょう。
こんな場面では特に全力で打つことはNGです！覚えておきましょう。
・しっかりエンドラインまで打たれている時
・ネットよりも下で打っている時
・シャトルの下にしっかり入れていない時
・相手ががっちりと守りを固めて構えている時
です。
上記の場合は、決まったら超ラッキーのただのギャンブルなのでリスクが大きいです。
特に相手がしっかりした体勢で構えている時は全力で決めるよりも崩すことを考えましょう。
1発で決めたい気持ちはわかりますが、返ってきて当たり前という気持ちで次に備える考えが大事です。
備えることと同時にギアを変えることを覚える
備えるというイメージはどちらかというと受け身のイメージになりますが、ここではチャンスがあれば決めに行くために備えるとイメージしてください。
チャンスが来ても守りでは点を取ることはできません。
備える＝力を蓄えるということです。
全力で打つのはフィニッシュの時だけ
全力で打つ時はフィニッシュの時、つまりそのラリーにとどめを刺すときだけです。
全力スマッシュをエサとして次に決めるパターンもありますが、基本的にはフィニッシュの時のみと覚えましょう。
フィニッシュまでは60％～80％の力で攻めるとうまくいく場合が多いです。
ギアを上げるタイミングとは？
備える＝力を蓄えると記載しましたが、蓄えた力をフットワークで爆発させましょう！
いわゆるここぞというときに最大の瞬発力で移動して決めます。
例えば、
相手の返球が甘い球が上がってきた時
甘い球が上がりそうな体勢で打った時
追い込まれながら返球する時
体勢が崩れている時
このタイミングでトップギアに上げて決め切る瞬発力があるかないかでもシングルスで勝てるかどうかが変わります。
チャンスの時にもギアを変えずに同じペースでフットワークをしていては詰めが甘い勝ちきれない選手になってしまいます。
普段の練習でもギアチェンジの練習をすることをおすすめします。
相手の状態によってギアを変える
先述ではトップギアに入れるタイミングをお伝えしましたが、相手の状態によってローギアとトップギアを入れ替えられるようになるとシングルスは勝率を上げられるようになります。
相手のショットが厳しいコースではなかったり、お互いに決め切れずにラリーが長くなったりしたときは体力温存でローギアでフットワークすることもあります。
このように相手の状態やショットによってギアをコントロールできるようになればシングルスでは簡単には負けない動きをすることができるでしょう。
相手の構え方を見るポイントはこちら↓
打つ時の体勢は全力で！腕だけのショットはNG
この記事では、全力で打つことはNGと解説しましたが、ショットを打つ際の体勢はすべて全力で入りましょう！
どういうことかというと、フットワークでしっかりとすべてのショットで足を入れることができれば全力で打たずに点を取れるということです。
足を入れたショットを常にできればだましの打ち方と崩しの配球でお伝えした点を取りやすいショットが簡単にできてしまいます。
実際に度の大会でも上位で勝つ選手はフットワークでしっかりと足を入れて、常に活きたショットを打っています。
だましの打ち方↓
崩しの配球コース↓
体勢が崩れている時でも足を入れることを忘れてはいけません。
どんな体勢でも腕だけで打つことはNGです。
しっかり足を入れることを忘れずに！
腕だけで打つこともギャンブルショットでミスる確率が高くなります。
ミスが多い人は足が入っていることを確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、
全力で打たずに次に備える考え方
備えると同時にギアを変える方法を覚える
体勢は常に全力で入ること
をお伝えしました。
全力で打つことは決まる確率は上がりますが、失点する確率も上がるギャンブルショットです。
全力ショットは失点する確率が低い場面で打つようにしましょう。
上半身はリラックスして、下半身はバネのように…
これが一番パフォーマンスが良いベストなスタイルと思います。
カラダは熱く、アタマは冷静！これがシングルスで勝つコツです。
肩に力が入っている人は力を抜いてプレーできればいいプレーができると思います！
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