Kenさん!ロールガットってラケット何本分とれるの?
100mと200mロールガットがあるからそえぞれ見ていこう!
一本張りと二本張りどちらのパターンも解説するよ!
こんな疑問に答えます!
バドミントンではガットがよく切れる人のために、ロールガットというものが売られています。
単パリ(1回分)に比べて多くラケットを張ることができるのでお得です!
ホームストリンガーではロールガットを買って張っている人がほとんどではないでしょうか?
ロールガットには100mと200mありますが、それぞれラケット何本分取ることができるのでしょうか…
できるだけ節約したいところです…
今回の内容は、
- ロールガットは1本張り・2本張りそれぞれ何メートル(ラケット何本分)使う?
- 100mガット200mガットそれぞれ何回分張れる?
- 一本張と二本張りどっちがおすすめ?
について解説します!
数字で具体的に解説しているので、なんとなくロールガットがいいんだろうと考えていた人は落とし込めると思います!
ガット張りの時ロールガットの長さは何メートル使う?
ガット張り時にはロールガットの長さは何メートル使うのでしょうか…
ラケットの長さで測る人がほとんどなので、具体的にラケット何本分なのかと何メートルなのかを数字で見ていきます!
ちなみにラケットの長さの規定は680㎜以内ですが、市場で売られているラケットは675㎜が多いので675㎜で計算します!
一本張りはガット何メートル使う?
一本張りで使用するガットの長さは、一般的にラケット13本分と言われています。
メートルで記載すると、8.775m
単パリで張ると、1.225m余りが出るという事です。
約1m20㎝…結構勿体ないですね…
二本張りはガット何メートル使う?縦と横の長さは?
二本張りで使用するガットの長さは、一般的に縦糸がラケット7本分、横糸が6.5本分と言われています。
メートルで記載すると、縦糸4.725m・横糸4.388mです。
合計すると、9.113m
単パリで張ると、0.887m余りが出るという事です。
一本張りの方が余りが出る感じだね!
そうだね!一本張りの方が節約できるね!
100m200mロールガットはラケット何回分張れる?
ロールガットの種類として、100mと200mがありますが、ラケット何回分取れるのでしょうか。
100mのロールガットは何本分?
単パリが10mなので、単純計算したら100mは10回分ですが、前章の余りを計算すると
一本張りでは、12.25mになるので、余裕でもう1本張れることになります。
二本張りでは、8.87m…二本張りで必要な長さは9.113mなので少し足りません…
どこかで少し節約しながらだったらもう1回張れることになります!
一本張りで11本張ると余りが3.475m…
約3m50cm余っても何もできないので勿体ないですがポイですね…
200mのロールガットは何本分?
200mも同じように計算します。
単パリが10mなので、単純計算したら200mは20回分ですが、前章の余りを計算すると
一本張りでは、24.5mになるので、余裕でもう2本、合計22本張れることになります。
二本張りでは、17.74m…二本張りでもう2本分張ろうと思ったら18.226m必要。
差分0.486m、約50cm足りないので、その分を少しずつ節約すれば合計22本張れることになります。
横糸を6本分だと張れなくはないですが、最後の方で最後に引っ張る長さがなくなってしまう場合があるので少し苦労するかもしれません…
ただ、上記は張力を26ポンド以上など、強く張っている場合です。
19ポンドとか弱く張っている場合は縦糸6.5本分では少し足りないかもしれないので6.8本分、横糸も6.4本分と少しずつ節約すれば何とかなります!
この場合だと、1回の使用長さが8.438m、23回分張っても約60cm余るという計算になります!
このラケット12.5本分は割と多くの方に可能だと思います!
私は26ポンドですが、1回の使用長さを12.5本分にして合計23本張っています!
12本分だと、1回の使用長さが8.1m、なんとラケット24本分張ることができます!
8.1m×24本分=194.4m あまり0.56m
ただ、これは張り方もギリギリを攻める必要があります!
なので道具の使用などテクニックがある方がじゃないと足りなくなってしまいます…
基本は節約して23本分でいいかと思います!
結論、最もコスパがいいのは200mロールガットで一本張りをすることです!
一本張りとニ本張りどちらがおすすめ?
そもそも一本張りと二本張りではどちらがおすすめなのでしょうか…
私も昔は二本張りをしていましたが、コスパの良さに一本張りが主流になっています。
いろんな視点で見ていきましょう!
各メーカーのおすすめの張り方
日本の各バドミントンメーカーの推奨する張り方を見てみます!
YONEXとMIZUNOは「2本張り」を推奨されていますが、GOSENは「1本張り」ですね。
✅YONEX 【2本張り】
✅MIZUNO 【2本張り】
✅GOSEN 【1本張り】
ラケットにいいのは二本張り
ラケットにとって良い張り方は2本張りです!
※実際にデータをとって検証したわけではないのでもしかしたら正誤はあるかと思いますが、私の考えとして記載することをご了承ください…
理由は下記の2点!
です。
一本張りだと一か所に負荷がかかる
一本張りだと、どうしても縦糸から横糸への切り替えしの時、その箇所にテンション負荷が強くかかってしまいます。
ラケットフレームへのテンションのかかり方も左右均一全く同じように張るのは非常にテクニックが必要です。
特にハイテンションで張る場合はその1点に負荷がかかって、そこから折れてしまう危険性があります…
実際にそこから折れているラケットを見たことがあります。
二本張りの方がラケットの性能が出しやすい
ラケットの性能が100%発揮できる張り方は、ガットが張っていない状態と同じ形状になるように張ることです。
二本張りの方がテンションの偏りが少ないので、フレームも歪みにくくラケットの性能を100%に近い状態で張り上げることができると考えます。
節約できるのは一本張り
先述した計算の通り、節約できるのは一本張りです。
ガットを張り終え、結んだ後に余分なガットを切って捨てると思いますが、切って捨てる本数は一本張りは2本、二本張りは4本です。
それだけ結び目も多く、ゴミになる部分も多いという事。
機械張りでも手張りでも、引っ張る余分ガットの部分は必要なのでこの部分は仕方ありませんが、ゴミはできるだけ少なくしたいですよね!
時短になるのは一本張り
時短になるのは一本張りです。
1本20分や15分で張る人はほとんど1本張りです。
一本張りの方が、切る回数も少ないですし、糸の通り方も張りやすい印象です。
二本張りだと、縦糸と横糸が重なっているグロメットに入りにくいという回数が多くなります。
こちらもテクニックがある人にはあまり関係ありませんが、ストリンギングがあまり得意でない人は、このグロメットに通すだけで数十分かかる場合もあるからです。
テンションロスが少ないのは一本張り
テンションロスが少ないのも一本張りです。
一本張りだと2か所、二本張りだと4か所結び目があります。
結び目のあたりがテンションが緩みやすく、強く張りにくい部分です。
単純に二本張りだと4か所からゆるみが発生してしまうのでテンションロスが多くなります。
まとめ
今回は、
・ロールガットは1本張り・2本張りそれぞれ何メートル(ラケット何本分)使う?
・100mガット200mガットそれぞれ何回分張れる?
・一本張と二本張りどっちがおすすめか
について解説しました!
やはり節約すればロールガットはお得です!
ガットの種類を毎回変更しない方であれば特に200mのロールガットはおすすめです!
具体的なメートルを記載したので、一本張り・二本張りそれぞれどれくらいの長さをとればいいのかわかったかと思います。
また、ガットの張り方パターンによっても節約できるできないがあるので、勉強熱心な方はパターンも調べてみてください!
この機会にホームストリンガーになってみてはいかがでしょうか?
やっぱり自分で張る方がコスパがいいし、いざというときの安心感があります!
マシンが家にあるだけでかなり心強いので検討してみてください!
コストのシミュレーションしているので参考になると思います☟
バドミントンガット張りをするときロールガットはラケット何本分とればいいの?ロールがっと100mと200mあるけど、何回分ラケットに張ることができる?一本張りと二本張りコスパがいいのはどっち?