Kenさん!バドミントンシューズって軽い方がいいの?
軽けりゃいいってもんじゃないよ!
バドミントンシューズは年々軽量化されており、片足約300gを切るシューズが登場しています。
ラリーも高速化しているので、速いラリーに対応するためにはフットワークを軽くする必要があり、それに対応してシューズも軽量化されています。
1ラリーの時間も長くなっているので、動き続けるためにも疲れを軽減してくれる軽いシューズは必要です。
ではバドミントンシューズは軽ければいいものでしょうか?
軽いということは何かを削っているということです。
今回は、
- 軽いバドミントンシューズのメリットとデメリット
- 軽さの種類は2種類ある
- ケガを予防するための正しいシューズの選び方
をお伝えします!
バドミントンシューズは軽い方がいい?軽いシューズのメリットとデメリット
軽いバドミントンシューズのメリットとデメリットをお伝えします!
軽いシューズのメリット
軽いシューズのメリットは下記のとおりです!
- フットワークが軽くなる
- 疲れにくい
- 通気性がいい
・フットワークが軽くなる
シューズが軽いのでフットワークが軽くなります。
重いシューズよりも軽いシューズの方が足が出るので、あと数センチ足が動いたら届いたのに!
ということがあります。
反射神経や筋力にもよりますが、ここぞというときにも軽いシューズは活躍します!
・疲れにくい
軽いシューズは疲れにくいです。
重たい荷物をずっと持っているよりも、軽い荷物を持つ方がはるかに疲れません。
重たいシューズは足を動かす際、その分筋肉も使いますので軽い方が筋力の負担も少ないです。
・通気性がいい
軽いシューズの素材はメッシュを多く使用している、もしくは素材が薄いので通気性が高いのが特徴です。
足汗がすごくかく人にはメッシュが多いシューズがおすすめです。
軽いシューズのデメリット
続いて軽いシューズのデメリットは下記の通りです。
- 耐久性が低い
- 安定感がない
- アッパーのサポート感が低い
・耐久性が低い
軽いシューズは耐久性が低いです。
メーカーにもより、縫製のしっかりさにもよりますが、素材が薄いのとメッシュが多いので破れやすいです。
特に体重が重たい人には特に耐久性がないように感じるでしょう。
・安定感がない
軽いシューズは重たいシューズに比べて安定感が少ないです。
フットワークの軽さを重視されているので、ショット時の踏み込みの安定感は重たいシューズの方が大きく感じます。
土台をしっかりとして安定感を重視する方が力強いショットを打つことができます!
自信のプレースタイルはどちらが重要かを考えてシューズ選びをしましょう。
・アッパーのサポート感が低い
軽いシューズはアッパーのサポート感が低いです。
こちらも素材が薄いのとメッシュが多いことが要因ですが、その分アッパーが柔らかくなるのでサイドの切り替えしなどで踏み込む際、
シューズのサイド部分のが足をしっかりサポートしてくれていないように感じることがあります。
こちらも特に体重が重たい人に感じやすいので、重たい人は軽いシューズはおすすめしません。
軽さの種類は2つある
軽いシューズと言っても「軽さ」には2種類あると考えます。
重量と着用感です。
重量が軽い
持って軽い意味の「重量」の部分での軽さです。
こちらは単純に重量スケールで測った際の軽さで、シューズの素材の軽さになります。
着用感が軽い
こちらは足に履いて動いた時に軽い意味の「着用感」の部分での軽さです。
こちらは重量だけでなく、足に沿うようなシューズ設計が重要です。
イメージとしては、重たい荷物を体から離して持つよりも、ギュッと密着させて持つ方が軽く感じると思います。
体に密着させた方が軽く感じるため、より足に沿うように設計され、ゆとりが少ないシューズの方が軽く感じます。
ケガを予防するための正しいシューズの選び方
バドミントンはサイドステップに加えて飛んだり跳ねたりもする他のスポーツにない特殊な動きをするので足への負担もかなり大きいです。
個人的にはラケットやストリング、ウェアよりもこだわりとお金をかけるべきアイテムかと思います。
足がケガをすると私生活にも影響してくるのでケガをしない自分に合ったシューズ選びましょう!
私も高校の時は合わないシューズを履いていてケガに苦労しました…
バドミントンシューズの正しい選び方を紹介します!
足幅(ウィズ)に合ったシューズを選ぶ
私が最も重視しているのが足幅(ウィズ)です。
バドミントンではサイドステップで、止まって切り返すという動作の連続なので、靴の中で足がズレます。
足のサイドをしっかりと固定できていれば、靴の中でのズレを抑えることができますので摩擦で生じるケガも防ぐことができます!
しかし、小指が窮屈すぎてきつすぎる場合は、血が止まったり爪が割れる原因にもなるので、ほどよく締まっている足幅のシューズを選びましょう。
足長に合ったシューズを選ぶ
自分の足長に合うシューズを選びましょう。
目安としては、シューズに足を入れてかかとでトントン、つま先を押してみて、0.5㎝くらい空いているシューズがベストです!
1㎝以上スカスカの空間があると、前へのフットワークの際に止まると、靴の中で足がズレます。
ピッタリすぎても指先がシューズに当たってこちらもケガの原因になってしまいます。
そして少し空間があることで、指を動かすことができるので指全体で床をつかむことができますので、力強いフットワークにつながります。
柔らかすぎないシューズを選ぶ
柔らかい部分としては特に「アッパー」と「インソール」です。
アッパーが柔らかすぎると切り返しで止まった時にしっかりとサポートしてくれません。
これも靴の中で足がズレるのでケガの原因となってしまいます。
私はこれが原因で苦しんでいました…
柔らかいシューズがよしと思っていたので勉強になりました
インソールが柔らかすぎると、砂浜で動いているように、動き出しで「ぐにょ」となるのでタイムロスになってしまうと同時に、足腰への負荷も余計にかかってしまいます。
インソールを硬くしただけで膝が痛くなくなったという方もおられるのでケガ予防にはインソールも大事です。
土踏まずを支えてくれるシューズを選ぶ
シューズの土踏まず部分の「シャンク部分」ですが、高い低い、硬い柔らかいなど様々です。
アーチが高い人が、土踏まず部分低いシューズを履いてしまうと、疲労がたまりやすく足底腱膜炎の原因にもなります。
逆にアーチが低い人が、土踏まず部分の高いシューズを履いてしまうと、常にこすれる状態になるので違和感があり、豆の原因になったり足首をひねったりします。
柔らかすぎても疲れがたまりやすくなります。
これは長時間立っていてもしっかり支えてくれて足腰かなり楽です!☟私愛用してます♪
一度試履きしてみて、土踏まず部分も違和感がないか、支えてくれているかを確認することをおすすめします。
やっぱり一番フィットしてくれるのはこれかな♪
まとめ
今回は、
・軽いバドミントンシューズのメリットとデメリット
・軽さの種類は2種類ある
・ケガを予防するための正しいシューズの選び方
をお伝えしました。
長くバドミントンライフを楽しむためにはシューズが一番重要なアイテムかと思います。
見た目や柔らかさだけで選ばずに、自分に合ったシューズをしっかりと確認して見つけましょう!