
Kenさん!ラケットって何本くらい持ってればいいの?

1本では不安だよね!
複数本持つべき理由を見てみよう!
バドミントンを本格的に取り組むと、1本だけではとても不安です。
ラケットやガットは消耗品…
練習や試合に向けてがんばっていると、どうしてもガット切れやラケットの折れが発生します。
そんな時に控えのラケットがないというのは非常に心細いです。
では、「ラケットって何本あれば安心なんだろう?」と考えたことがあるかもしれません。
明確な答えはないと思いますが、私が経験してきた複数本持つ考え方を紹介していこうと思います。
今回の内容は、
- バドミントンラケットを複数本持つべき理由
- レベル別の適正本数
- 2本目、3本目ラケットの選び方
について解説します。
ラケットは安くない買い物なのでよく考えてから用意したいですよね!
ラケットを複数本持つべき3つの理由

バドミントンラケットを複数本持つべき理由は、主に3つあります。
- 理由1. ラケットのガットが切れたり折れたりするから
- 理由2. 相手のプレースタイルや状況に応じて使い分けたいから
- 理由3. メンタル的な安心感を得たいから
です。
予期せぬトラブルへの備え、戦術的な使い分け、そして精神的な安定です。
それぞれの理由について見ていきましょう。
理由1. ラケットのガットが切れたり折れたりするから

複数本持つべき最大の理由は、試合や練習中にガットが切れたり、ラケットが折れたりといった不測の事態に備えるためです。
バドミントンでは、シャトルを打つことでガットは常に消耗しており、いつ切れてもおかしくありません。

ガット張りたてもまだ馴染んでおらず、切れやすい状態になってます。
昨日張ったのに…というのはあるあるです。
特に大事な試合の途中で使えるラケットなくなると、プレーすることができなくなります。
友達のラケットを借りて続けるという方法もありますが、借り物のラケットはどこか遠慮しがちなプレーになってしまいます。
慣れていないラケットだとなおさら、いつもの調子でスマッシュを打ってもどこか力が抜けたスマッシュになるかもしれません。
このような万が一のリスクを避けるためにも、予備のラケットは準備しておくべきです。
理由2. 相手のプレースタイルや状況に応じて使い分けたいから

2本目以降のラケットを持つことで、戦術の幅が広がり、試合を有利に進められるようになります。
ラケットにはそれぞれ特性があり、スマッシュが打ちやすい攻撃型や、操作しやすい守備型といった特性があります。
このように相手のプレースタイルによっても、シャトルの飛び具合によってもラケットを使い分けることで、自分のプレーを調整したり、相手のプレーに対応できるようにするためです。
このようにタイプの違うラケットを持っておいて、状況に応じてラケットを使い分けることも戦略の一つです。
理由3. メンタル的な安心感を得たいから

予備のラケットがあるという事実は、精神的な余裕、つまり「メンタル的な安心感」に繋がります。
「今使っているラケットしかない。もしガットが切れたらどうしよう」という不安は、無意識のうちにプレーが消極的になりがち。
思い切ったプレーもできなくなることがあります。
ダブルスでは、ペアとの間のセンターに打たれたスマッシュも、「ラケットが当たって折れてしまったらもう控えがない」という状況だと手を出すのも躊躇してしまうこともあります。
予備のラケットがあるというだけで、こうした場面でも強気でプレーできることにつながります。
技術だけでなく、精神面を安定させるためにも、複数のラケットを用意しておくことは大切です。
レベル別!バドミントンラケットの適切な本数

バドミントンラケットが何本必要かは、あなたのレベルやプレー頻度によって変わってくると思います。
一応目安としては下記の通りです。
- 初心者:1~2本
- 中級者・部活生:2~3本
- 上級者:3本以上
- トップ選手:5本~10本

だいたいの人はラケット3本あると安心ですね。私もずっと3本持ってます。
練習量やプレースタイルによっても消耗の割合が変わってきます。
また、ガットが切れた時にすぐに張れるかなどの環境によっても自分のベストな本数は変わってくると思います。
初心者:1~2本
バドミントンを始めたばかりの初心者の方は、まず1本あれば十分ですが、可能であれば2本持つことをおすすめします。
初心者の方のラケットガットは硬く張ることはあまりなく、ガットも切れにくいです。
その理由は、しっかりとフォームができていないと安定して遠くに飛ばないし、速いスマッシュも打てません。
その状態でガットを硬く張るとさらに飛ばなくなり、扱いにくいラケットになります。
バドミントンのレベルが高くなると、フォームも安定してきて、どう打てば力強く打つことができるかわかってくるので、そのタイミングでガットのテンションも高くしていきます。
なので、初心者のガットテンションは低く、切れにくいので3本も持つ必要はないと考えてます。
なので、私のおすすめは2本です。
中級者・部活生:2~3本
本格的にバドミントンを競技として取り組む中級者や部活生は3本、最低でも2本は欲しいところです。
ほぼ毎日練習する部活生の場合、ガットが切れる頻度も格段に上がります。
また、安定してスイートスポットに当たらない方も多く、フレームの近くにシャトルが当たってガットが切れてしまう…
いわゆる「下手切れ」も多い時期だと思います。
特にガットを張ってすぐのタイミングは、音が最高に良い代わりに最高に切れやすいタイミングとも言えます。
したがって、理想はメインとして2本を使い、さらにもう1本予備があると安全です。
普段の練習ではもちろん、試合当日で不安な気持ちにならないためにも、3本の準備をおすすめします。
上級者:3本以上
バド歴5年以上など、高いレベルでプレーする上級者の方は、3本以上のラケットを持っているのが一般的です。
上級者になると、自分が使いやすい同じラケットを3本持っていたり、若干スペックの違う3本のラケットを持って、当日の調子に合わせて使い分けるなどその時の自分に合わせて使い分けたりします。
また、練習の質も上がり、ラリーが続くため、ラケットやガットへの負荷も上がります。
自分に合ったガット探しで、同じラケット3本にそれぞれ違うガットを張ったりと試行錯誤することもできるようになります。

私の周りも上級者は最低3本という人が多いですね。
トップ選手:5本~10本
トップ選手になると、5本から10本、あるいはそれ以上のラケットを持っていることが多いです
海外遠征などでは、すぐにガットを張り替えられない状況も想定されるため、多めに持っている選手がほとんどです。
また、ほんのわずかな感覚のズレでショットのキレが違ってきます。
なので同じラケットを複数本用意して、今日の感覚に一番しっくりくるラケットを持ってみて決めるという方もおられます。
あらゆる状況を想定し、万全の態勢を整えておくことが最高のパフォーマンスをすることにつながるので、トップ選手は想像以上に多くのラケットを準備して試合に臨んでいます。
2本目・3本目のラケットはどう選ぶ?

では2本目以降のラケットを選ぶ際は、どんなことを考えて選ぶべきなのでしょうか?
この章は初心者向きに複数本持つ理由と選び方について解説します。
選び方は大きく分けて2つあります。
- 1本目と同じラケットを選ぶ
- 1本目と特徴の違うラケットを選ぶ
どちらを選んでも、メリットとデメリットが存在します。
安定感を重視するのか、戦術の幅を広げたいのか、自分の目的に合わせて選びましょう。
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
1本目と同じラケットを選ぶメリット・デメリット

2本目に同じラケットを選ぶ最大のメリットは、ガットが切れたり破損したりしても、同じ感覚でプレーを続けられる安心感です。
安定感を最優先するなら、最も確実な選択と言えますが、ステップアップの足かせになる可能性があることだけ頭に置いておきましょう。
1本目と特徴の違うラケットを選ぶメリット・デメリット

特徴の違うラケットを選ぶメリットは、自分のプレースタイルの幅を広げ、新たな可能性を引き出せることです。
例えば、普段は攻撃型のラケットをメインとして使いますが、ゲームの流れが悪かったりレシーブやドライブを中心とした展開が多いなど、操作性を求めるラリー展開が多いときは、操作がしやすいラケットに切り替えるといった戦術が可能になります。
ご自身が現在成長段階だと思ったり、もっといろんな戦い方の可能性を見つけて新しい武器が欲しいと考えているなら、挑戦する価値は十分にあります!

私の場合は基本的な考え方は後者の「スペックの違うラケット」ですが、一応安心感も欲しいので1本はメインラケットと同じ、もう1本はスペックの違うラケット…の計3本を持っています。
シングルスをメインに頑張っているという方はこちらの記事がラケット選びの参考になります。

逆に、ダブルスをメインに頑張っているという方はこちらの記事がラケット選びの参考になります。

環境や弱点を補うラケットの選び方

最後に、体育館の環境や自分の弱点を補うという考え方のラケット選びのヒントです。
例えば、
「今日はシャトルが飛ばないな…」と感じた時は、自分の球も飛びにくいですが、相手の球も速いスマッシュは来ないとわかります。
その場合はシャトルに重みを持たせて相手のミスを誘うために、
と言うふうに考えられます。
逆に、
「今日はシャトルが思ったよりも飛ぶな…」と感じる時は、スマッシュ打ったもの勝ちで相手のショットも速い、ロブを打つとバックアウトが多くなってしまいます。
その場合は速い球に対応できるように、
というふうに考えられます。
さらに、
次の対戦相手はストレート勝負が強いからクロスへ切り替えしなければ自分に優位な展開にならない
という相手に対して、
という感じで考えられます。
あまりにもメインラケットのスペックとかけ離れていると、ギャップ差が大きいのでかなり使いづらいラケットになってしまうので、上記のように目的に合わせたラケット選びができるようになると、ラケット選びも失敗しなくなります。
まとめ
今回は、
・バドミントンラケットを複数本持つべき理由
・レベル別の適正本数
・2本目、3本目ラケットの選び方
について解説しました。
ラケット複数本持ちは単純に考えていた方も多いと思いますが、実は考えると意外と奥が深いことがわかります。
ただ同じラケットを揃えるにしても、違うラケットを揃えるにしてもそれぞれメリットとデメリットがありました。
バド歴が浅くて、もう1本増やしてみようかなと考えている方にとっては、参考になる内容だったと思います。
ぜひ、ご自身の今のラケットと今の実力を考えて、次に手にするラケットは失敗することがないようにしたいですね。
以上、この記事がラケット選びの参考になれば幸いです。
シングルスがメインという方はこちらの記事でプレースタイルに合ったラケットを診断しています。

ダブルスがメインという方にはこちらの記事でプレースタイルに合ったラケットを診断しています。

例えば、試合のはじめは速いスマッシュを打てる攻撃型のラケットで主導権を握る戦略でしたが、シャトルが思うように飛ばず決まりにくいラリー戦が多いとき、操作性を重視してミスを少なくする守備型のラケットに持ち替えてじっくりラリーに専念する…といった戦略が考えられます。