
Kenさん!バドミントンシャトルはヨネックスの中でも何が違うの?

シャトルと言えばヨネックスだよね!
種類もたくさんあるから一つずつ見ていこう!
という疑問に答えます!
日本のバドミントン市場では、6割から7割がヨネックスシャトルで練習をされているくらい圧倒的シェアを誇ります。
ヨネックスのシャトルは種類も豊富で、選べるバリエーションが多すぎてどれがマッチしているのかわかりませんよね…?
そして現在、コスト高によるシャトルの価格も高騰しているので、コスパが悪いシャトルは使いたくないという愛好者も多いはず…
今回の内容は、
- ヨネックスバドミントンシャトルの種類と違い
- 使用者別ヨネックスシャトルおすすめ
- ヨネックスシャトルの代替えシャトル
についてお伝えします!
ヨネックスバドミントンシャトルはどんな種類がある?

まずはヨネックスシャトルはどんな種類があるのか見ていきます!
まずは見やすく一覧にしました!
品名 | グレード | 価格(税込) | 番手 | 検定球 | 素材 | 生産国 |
---|---|---|---|---|---|---|
トーナメント | 大会公認球 | ¥6,930 | 1~7 | 第1種検定合格球A | ガチョウ羽根+天然コルク | 日本製 |
ニューオフィシャル | 大会公認球 | ¥6,050 | 1~7 | 第1種検定合格球B | ガチョウ羽根+天然コルク | 中国製 |
エアロセンサ700 | 大会公認球 | ¥5,500 | 1~7 | 第2種検定合格球 | ガチョウ羽根+天然コルク | 中国製 |
エアロセンサ600 | High Grade Practice | ¥4,950 | 1~7 | ガチョウ羽根+天然コルク | 中国製 | |
エアロセンサ500 | High Grade Practice | オープン | 1~6 | ガチョウ羽根+天然コルク | 中国製 | |
エアロセンサ400 | High Grade Practice | オープン | 1~6 | ガチョウ羽根+天然コルク | 中国製 | |
エアロセンサ300 | Practice | ¥3,575 | 2~5 | ガチョウ羽根+2層コンポジットコルク | 中国製 | |
エアロセンサ200 | Practice | ¥2,970 | 2~5 | アヒル羽根+PUコンポジットコルク | 中国製 | |
メイビス2000P | 飛行性重視ナイロン | ¥1,760 | 2-SLOW/SLOW/ MIDDLE/FAST | ナイロン+天然コルク | 日本製 | |
メイビス600P | 耐久性重視ナイロン | ¥1,980 | SLOW/MIDDLE/FAST | ナイロン+天然コルク | 日本製 | |
メイビス40P | 経済性重視ナイロン | ¥1,210 | SLOW/MIDDLE/FAST | ナイロン+合成コルク | 日本製 | |
メイビスフィールドⅡ | アウトドア | ¥1,320 | ナイロン+TPO | 台湾製 |
種類①トーナメント

トーナメントは、日本バドミントン協会第一種検定合格水鳥シャトルとして登録されています。
第一種検定合格球の中でもABと2種類あり、Aは国体や全日本総合など第一種大会で使用されるシャトルです。
この第一種検定合格球Aは系4社しかなく、そのうちの一つがYONEXの「トーナメント」です!
テレビで放送されている日本のバドミントン大会ではほとんどがこのシャトルを使われているのではないでしょうか。
性能は言うまでもなくピカ一でこれ以上のシャトルは見たことがありません。
しかし、練習球にはお高い…
お金が有り余って困っているというチームにはいいのではないでしょうか…
種類②ニューオフィシャル
ニューオフィシャルも第一種検定球として登録されており、ランクとしては第一種検定球Bです。
トップではないですが、全国大会ジュニアや全中、インターハイ、シニア、レディースなどで幅広く使用されています。
トーナメントとの違いは日本製であること…
それ以外の詳しい情報は不明です。
このシャトルが一般的に最も使いやすいと言われており、他のシャトルと比べる時、バドミントン愛好家はどうしてもニューオフィシャルと比べてしまいます…
種類③エアロセンサ700
エアロセンサシリーズで最も上級なシャトル。
第二種検定球として登録されています。
こちらは地域の大会やオープン大会によく使用されており、一般のバドミントンユーザーもこのシャトルで練習するチームが多いのではないでしょうか。
性能と耐久のバランスが非常にいいシャトルです!
練習球としても最高です。
種類④エアロセンサ600
練習球で最も高価格帯のシャトルですが、正直500と400との差別化がむずかしく、このあたりの情報も公開されていないのでヨネックス内部の人しかわからない部分かと思います。
実際に打った感覚として、気持ち少し耐久があるかな…いい音が出るかな…
といった感じです。
値段の差があるので、素材に細かな差はあると思いますが、使用者からするとあまり変わらないかなという感想です。
種類⑤エアロセンサ500
こちらも練習球として発売されていて、位置づけとしても少し中途半端な位置のラインナップです。
400よりも上質だけど、700だと高価なのでその中間が欲しいというニーズに答えたシャトルだと思います。
知り合いの高校女子チームもこちらのシャトルを使用して練習しているとのことですが、やはり400よりかは耐久性があるとのこと。
種類⑥エアロセンサ400
天然コルクで最も安価な練習球です。
私は初心者にはこちらのシャトルが一番おすすめだと考えています。
耐久性と価格を考慮して、長い目で見るとコスパが最もいいからです。
レベルによってはもっとランクを上げた方がいいチームもありますが、初心者が多い中学校、高校にはこのシャトルからはじめても良いと思います!
種類⑦エアロセンサ300
安価な練習球として有名なシャトルです。
羽根はガチョウ羽根ですが、このランクから人工コルクが入ってきます。
人工コルクはやはりモサッとした打感で、天然コルクより気持ちのいい音出ません。
耐久性も低いのでジュニア初級のチームやレディース初級のチームに向いています。
種類⑧エアロセンサ200
天然羽根の練習球として最も安価なシャトルです。
300とおなじ人工コルクですが、表記は「PUコンポジットコルク」つまり人工の粉砕コルクになります。
粉砕コルクは打感がとても柔らかく、すぐにコルク先端部分がつぶれてしまいますので、強い力で打つのはNGなシャトルです。
ホントの初心者のスクールなどにおすすめです!
エアロセンサ200と300の違いはこちらの記事で詳しく記載しています☟
また少し古い記事ですが、羽根やコルク部分をわかりやすく解説しているサイトがあったので一応紹介しておきます!
☞羽根やコルクをくわしく解説している記事
☞コルクを切断して、評価している記事
種類⑨メイビス2000P
ここからは天然羽根ではなくナイロン球です。
飛行性を重視して作られてたシャトルです。
初心者の練習やノック球、スマッシュ練習におすすめです。
種類⑩メイビス600P
こちらもナイロン球で、耐久性重視のシャトルです。
初心者の練習やノック球、スマッシュ練習におすすめです。
種類⑪メイビス40P
完全コスト重視で最も安いナイロン球です。
メイビス2000Pト600Pと比べると、この2つは天然コルクなのに対し、40Pは人工コルクで作られています。
種類⑭メイビスフィールドⅡ
こちらは野外でバドミントンする際におすすめのシャトルです。
打感や飛び方はもちろん天然球とは全然違いますが、外で基礎フォームの練習にはおすすめのシャトルです!
外でのバドミントン「エアバド」向きのシャトルもいくつか出されていますが、その中でも飛び方が最も天然シャトルに近いので、野外でバドミントンされる時はこのシャトルが一番おすすめです!

ヨネックスのシャトルは各メーカー比べても一番安定感があると思います。
それも選ばれる理由の一つですね!
使用者別での練習用ヨネックスシャトルおすすめを紹介!

続いて使用者のレベル別におすすめのヨネックスシャトルを紹介していきます。
おすすめ①一般人上級レベル
日本各地で日々バド愛好家が練習しているかと思いますが、このレベルのチームがほとんどだと思います。
年代も20代~50代で、上級者から中級者までが集まっているチームです。
一般人なので、徴収されるシャトル代あまり安くはないでしょう…
なので、質の低いシャトルで練習となるとクレームが…
良いシャトルで練習したいという人の集まりでもあるので、
そんなチームにはエアロセンサ700がおすすめです!
経済的に余裕がある!というチームはニューオフィシャルでもいいかと思います。
そんなチームもたまに見かけますが、やはり基礎打ちのシャトルがとてもきれい!
良いシャトル寿命の流れで運用されていると思います!
おすすめ②一般人中級レベル
一般人方でも上級者が少なく、年代も50代~70代が多い。
もしくは強烈なスマッシュを打つ人が一人もいない!というチームです。
お金もあって、健康のために趣味でバドミントンをしている…
そんなチームにはエアロセンサ600がおすすめです。
600で耐久性も十分で、練習代として徴収されるシャトル代もかなり安価で行けそうですね!
おすすめ③一般人初級レベル
一般人初級レベルで、初心者を集めてのスクールやサークル、定期的な練習はせずに、集まれるときに集まる…
といった、はじめたてでバドミントンで勝つことよりもみんなとワイワイ楽しみたいという方々。
上達を目的とせず、楽しさを求めている層で、継続するかもわかりません。
そんな集まりやサークルにはエアロセンサ400がおすすめです!
もしフレームショットを打ってしまったり、また次も同じシャトルを使えるように…と考えると、
200や300よりも400が適していると考えます。
おすすめ④レディースチーム
レディースチームはきっちりと運営されている人が多く、平日の午前中か昼間に集まって先週している団体です。
年代も40代、50代が多く、レベルは高いけど強烈ショットでシャトルをつぶすような人はいない…
そんなチームにはニューオフィシャルがおすすめです。
700でもいいですが、練習代高くてもいいから実際の試合で使うシャトルがいいという人も多い印象です。
おすすめ⑤男子高校生・大学生
レベルは様々ですが、力任せにスマッシュを打ってみたり、新しいショットの練習としてカット系のショットを練習したり…
とにかくパワフルなショットが多く、シャトルもすぐにゴミになりそうですね…
しかし、部費は決まっているのであまり高価格のシャトルは選びづらい…
そんな男子高校生や大学生にはエアロセンサ600がおすすめです!
それでも部活運営が厳しいようであれば、400まで下げてもいいかと思います。
高いシャトルでも安いシャトルでも同じ一発で壊れてしまうのであればリスクを考えて、使い捨ての考えで400で試してみるかですね!
おすすめ⑥女子高校生・大学生
こちらもレベルは様々ですが、男子よりかは力任せのショットは打たないで、しっかりとラリーができる学生…
そんな女子高生や女子大生にはエアロセンサ500がおすすめです!
部費も余裕があって、もう少しランクを上げていいかもというチームだったら600でもいいと思います!
おすすめ⑦男子中学生
部活動で初心者と、ジュニアから始めていた経験者層にくっきりとレベルがわかれる層です。
高校生よりも部費の徴収がしにくい、もしくは学校から出る部費で運営しているという学校が多いと思います。
男子なので、フレームショットで羽根の軸が折れることがかなり多いと思います。
費用は出せない、でも長持ちするシャトルを選びたい!
そんな男子中学生の層には、エアロセンサ400とメイビス2000Pの使い分けです。
ノックなどの体力系やフォームを定着させる反復練習、また初心者の練習にはナイロン球で…
ゲーム練習やネット前、コントロールの練習では天然球でと使い分けるとかなりコストは下げられます!
おすすめ⑧女子中学生
女子中学生も初心者と経験者層に分かれると思いますが、女子は力がないのですぐにシャトルをつぶすということは少ないです。
部費も抑えて、満足のいく練習もしたい!
そんな女子中学生のチームにはエアロセンサ400がおすすめです!
お金に余裕があれば500でもいいかと思います。
おすすめ⑨中上級ジュニア
ジュニアで全国を目指すチームで、地域ではトップレベルのジュニアを保有しているチームです。
このようなチームでは親御さんもしっかりしていて、子どものために良い環境で育成してほしいという願いもあると思います。
ジュニアの時はシャトルタッチの繊細な感覚が特に養われる時期なので良いシャトルで練習できればと思います。
そんな中上級レベルのジュニアチームにはエアロセンサ500か600がおすすめです!
おすすめ⑩初心者ジュニア
最後に初心者のジュニア向きのシャトルです。
このレベルだと上達というよりも楽しくバドミントンをして継続するというフェーズなのでエアロセンサ200や300で良いかと思います。
実際に中上級レベルのジュニアチームも200や300のシャトルを使用しているチームは結構いると思います。
ヨネックスに対抗したリーズナブルな練習用代替シャトル!

ヨネックスのシャトルを全種類紹介しましたが、現在価格が高騰しているのでヨネックスシャトルを使い続けると死活問題になるチームも出てくると思います。
できればヨネックスで!というチームも多いですが、背に腹はかえれません…
同等レベルでリーズナブルなシャトルがあれば今後検討したいという方向けにコスパがいいシャトルを紹介してきます!
(記載の価格に関しては2024年10月時点で調べた時の価格です。)
エアロセンサ700のおすすめ代替品
✅PNX RED
Amazonのカスタマーレビューを見ても4.4と高評価!
2022年には第一種検定球として登録されていた過去もあり、実業団のチーム練習球にも使用されています。
エアロセンサ700の市場購入価格が大体、税込\5,300くらいなのに対し、
こちらのPNX REDの購入価格は1打:税込\4,880!
10打まとめ買いだと1打あたり:税込\4,480!
エアロセンサ600のおすすめ代替品
✅PNX GREEN
Amazonのカスタマーレビューを見ても4.4と高評価!
実業団のチーム練習球にも使用されています。
エアロセンサ600の市場購入価格が大体、税込\4,700くらいなのに対し、
こちらのPNX GREENの購入価格は1打:税込\4,280!
エアロセンサ500・600のおすすめ代替品
✅ノーブランド トーナメント
Amazonのカスタマーレビューも4.0と非常に高く、耐久性も良いとのこと。
エアロセンサ500、600の市場購入価格がそれぞれ、1打:税込\4,500・\4,700 くらいに対し、
こちらのトーナメントの購入価格は10打まとめ買いだと1打あたり:税込\3,898!
エアロセンサ400のおすすめ代替品
✅ノーブランド 練習用シャトル
Amazonのカスタマーレビューも3.2とまずまず!
評価を見ても耐久性は値段相応~思ったよりも高耐久と、耐久性あってコスパがいいようです!
エアロセンサ400の市場購入価格が1打:税込\3,900 くらいに対し、
こちらのシャトルの購入価格は1打:税込\2,980!
エアロセンサ200・300のおすすめ代替品
✅バボラ ハイブリットシャトル
Amazonのカスタマーレビューも3.8!安いシャトルでよく壊れる部分の軸がナイロンでできていて、それでいてガチョウ羽根で耐久性抜群!
エアロセンサ200・300を使用しているチームにはほんとにおすすめです!
実際の打感や飛びも違和感なく普通にラリーできました!
エアロセンサ200・300の市場購入価格はそれぞれ1打:税込\3,000・\3,800 くらいに対し、
こちらのハイブリットシャトルの購入価格は1打:税込\1,540~\2,470!
ナイロン球は嫌!天然シャトルが打てれば満足!という方はぜひお試しください!
まとめ
今回は、
・ヨネックスバドミントンシャトルの種類と違い
・使用者別ヨネックスシャトルおすすめ
・ヨネックスシャトルの代替えシャトル
についてお伝えしました!
これまで、エアロセンサは数字が大きくなるにつれていいシャトルなんだろうな…
としか認識していなかった方も多かったのではないでしょうか。
レベルごとのヨネックスおすすめシャトルがわかったと思いますので、費用と相談してチームに最適なシャトルを選べるといいですね!
代替シャトルはホントにおすすめなので値上がりが死活問題になっているチームは一度試してみてはいかがでしょうか?
ヨネックスのバドミントンシャトルって種類たくさんあるけど違いはなに?自分たちのチームにはどのヨネックスシャトルが合ってる?最近ヨネックスシャトルも高騰してるから同等クラスでもう少し安いシャトルを探したい!