Kenさん!安い練習球でおすすめってある?
シャトル高いよね?
高いね~でも安いからいいってもんじゃないよ!
予算によっても、チームによってもおすすめが
変わってくるからこれから説明するね!
バドミントンをするには避けては通れないのが練習球の問題です。
質の高いシャトルで練習したいけどコストも高くなるから
お手頃価格でいい状態で長く…つまりコスパ良く使用したいですよね?
今回は使用層ごとのおすすめシャトルを紹介します。
運用方法に正解はないので、この記事内容も正解ではありません!
参考にしていただけたらと思います!
練習球の耐久性は?激安シャトルでは逆にお金かかっちゃう!?
激安シャトルを求めすぎて、逆に出費が多くなってしまった…
ということがたまに起こります。
シャトルの寿命を考えつつ、最適な練習球を見つけたいですね!
理想的なシャトルの寿命とは?
理想的なシャトルの寿命(新品~廃棄へ)は次の通りです。
できるだけ廃棄までの期間を長く保つことが理想的な寿命と言えます。
これが「耐久性」の部分で最もコストに影響がある部分です。
そうそう!安いシャトルは新品からゴミになることも結構ある
新品からできるだけパターン練習にも使える「セミ球」にしたいよね!
安いシャトルの寿命は?
予算が決まっている以上あまり贅沢はできないんだよね~
シャトルに関しては色々情報知ってると得することもあるから
もしかしたらうまく運用できる方法もあるかもね!
安いシャトルは廃棄になるスピードが早いです。
なぜかというと…
- 「アヒル」の羽を使用しているのでもろい
- コルクは粉砕混合コルクを使用しているのでもろい
- 芯部分のかがり糸にきちんと接着されていない為壊れやすい場合がある
- コルクと羽のつなぎ目部分に接着剤が不十分な為コルクと羽が外れる場合がある
- 片羽を使用していたり、羽部分全体がもろい場合がある
上記の理由により素材、制作工程からコスト削減されているため価格が安く購入できるようになっています。
安いシャトルは安いなりの理由があるってこと!
どのシャトルがコスパいい?使用者ごとの考え方
使用者によってシャトルの耐久力も変わってきます。
ジュニアと大人ではシャトルの持ちが全然違いますよね?
今回は使用者別でおすすめ練習球はどれかを説明します。
シャトル種類①初心者向き
初心者はスイングスピードが遅く、芯に当たりにくいという特徴があります。
シャトルにダメージを与える強烈なスマッシュもカットもありませんが、フレームショットが多いので軸を破壊することも多いです。
安価なものでいいかと思います。
おすすめはこちら
エアロセンサ200と300の違いについてはこちらで解説しています!
シャトル種類②ジュニア・中学生向き
ジュニア~中学生はスイングスピードもある程度ついてきて、芯に当たるようになってきています。
しかし、まだまだシャトルをつぶす力はない為1球で長持ちするでしょう。
この時期にシャトルのタッチなど繊細な感覚が養われます。
安価なシャトルやナイロン球よりもちょっといい練習球をおすすめします。
シャトル種類③高校生向き
高校生になると、スイングスピードが速く、力もついてきているのでシャトルをつぶすことができます。
しかし、高校からはじめた生徒は力はあるけど安定して打てないのでフレームショットが多くなります。
また男女によってもレベルによってもおすすめが異なりますので、ここは4属性に分けます。
低中レベル男子高校生
低中レベル男子高校生はとにかくフレームショットが多く、シャトルをよく壊します。
最も消費量が多い層でしょう。
安いシャトルを使ってしまうと、スマッシュ1発でゴミになる可能性もあるので、ある程度耐久力もあり、価格を抑えられるシャトルがいいかと思います。
低中レベル女子高校生
低中レベルの女子高校生はフレームショットも多いですが力がないのでシャトルの芯がつぶれることは少ないです。
安価なシャトルで問題ないかと思いますが、上のレベルを目指すのであればジュニア、中学生で紹介したちょっといい練習球も検討してもいいかと思います!予算と相談してください!
中高レベル男子高校生
中高レベルの男子高校生はフレームショットも少なく、安定してスイートスポットで打つことができるようなレベルです。消費量も少なくはないですが、大会球に近い練習球を使用することをおすすめします!
中高レベル女子高校生
中高レベルの女子高校生もショットが安定しているので消費量もそれほど多くはありません。
大会球に近い練習球を使用することをおすすめします。
シャトル種類④大学生向き
大学生のクラブ活動になると、初心者の人も少なくそこそこ安定して打てる人が多いです。
力もあるのである程度耐久性のいいシャトルをおすすめします。
シャトル種類⑤一般向き
一般社会人になると経済的にも余裕が出るので質のいいシャトルで練習するところが多いです。
経済的にもチームによってバラバラなのでこれが一番いいというシャトルはありませんが、その中でもしいて言えばこれというシャトルを紹介します。
シャトル種類⑥レディース向き
一般社会人と同様、経済的に余裕のあるチームが多い為、質のいいシャトルで練習するところが多いです。
レディースチームには、高品質で試合球に近いシャトルがおすすめです!
高いシャトルの方が壊れにくい!?うまく運用する方法を考える
練習球をうまく運用できれば部費も浮いて、いざというときのシャトル代も捻出することができます。
Kenも高校、大学と部費を管理していたのでどうすればうまく運用できるかを考えていました。
参考にしていただけたらと思います。
シャトルシミュレーション
シャトルの価格別で、高校生中級レベルの学校が使用した場合、どうなるのかをシミュレーションしてみました。
当然、練習内容やチームのレベルにより、この表通りにはいかないと思いますが、参考になるかと思います。
価格(1打) | 1球 | 1試合の消費量 | 1日10試合 | 1カ月10日ゲーム練習 | 1カ月で消費するシャトルコスト |
4000円 | 333円 | 0.5球 | 5球 | 50球 | 16,650円 |
3000円 | 250円 | 1球 | 10球 | 100球 | 25,000円 |
2000円 | 167円 | 2球 | 20球 | 200球 | 33,400円 |
1打2000円のシャトルだと、パターン練習も新球を使うかもしれないので、さらに消費コストは高くなります!
え?安いシャトルだと逆にコストが多くかかってしまうんだ…
ボロボロになっても我慢すればいいけど
思いっきりプレーできないね…
ゲーム練習しなかったら新球使わないけど、
今度は練習球がすぐボロボロになりそう…
次は、新球を使った後のシミュレーションだよ!
1カ月で消費した新球がどうなっていくのかを見てみよう!
価格(1打) | 1カ月消費量 | セミ球 | 基礎打球 | ノック球 | 廃棄 | 1か月後 | セミ球 | 基礎打球 | ノック球 | 廃棄 | 廃棄コスト |
4000円 | 50球 | 20 | 20 | 10 | 0 | ➡ | 5 | 24 | 20 | 1 | 333円 |
3000円 | 100球 | 25 | 50 | 20 | 5 | ➡ | 5 | 35 | 52 | 8 | 2000円 |
2000円 | 200球 | 10 | 50 | 120 | 20 | ➡ | 0 | 10 | 150 | 40 | 6680円 |
あくまでシミュレーションですが、廃棄の量を見ても
圧倒的に耐久性のある高いシャトルが後々コスパがいいということだね
目先の価格安さについ買いがちだけど、
耐久性って大事だね…
まとめ
とりあえず安いシャトルを購入している方には今回のシミュレーションは参考になったかと思います。
激安シャトルは安いなりのデメリットもあるので、きちんと把握されることをおすすめします!
練習球を通常と違うものに変えると批判あるかもしれません!
しかし、経済的に赤字、もしくはいつもギリギリでいざというときの備えがないというチームは、練習球の変更を検討してみてもいいかもしれません。
チーム内で話し合って、よくシミュレーションして購入されるといいかと思います。
シャトルの次はストリングマシンの比較☟
ホームストリンガーの方がコスパいいのでおすすめです!