バドミントンシャトルの番号とは?気温や月ごとに何番がおすすめ?

バドミントンシャトルの番号とは?気温や月ごとに何番がおすすめ? アイテム
たて男
たて男

Kenさん!シャトルの番号ってなに?

Ken
Ken

シャトルは気温によって飛ぶ飛ばないがあるから番号に分かれてるんだよ!

今回はシャトルの番号について解説するね!

バドミントンのシャトルについている番号
スピードや番手とも言われています。

バドミントン初心者にはなじみがなく、混乱すると思います。
経験者でも今月は何番だったっけ?
と忘れることもしばしば…

ですが、バドミントンをより楽しくするためにはシャトルの番号は避けて通れません

番号が違うと飛びすぎる、飛ばなすぎるとかなりストレスになるので正しいシャトルの番号を選んで使用しましょう。

今回は…

・バドミントンシャトルの番号ってなに?
・気温や月ごとに何番を選ぶべきか

についてお伝えします!

バドミントンのシャトルについている番号(スピード・番手)ってなに?

シャトル

バドミントンシャトルについている番号は、他の競技にはないバドミントン特有のものです。
この章ではなぜ番号の振り分けが必要なのかと番号があっていないとどうなるかを解説します。

バドミントンシャトルにはなぜ番号がついている?

バドミントンシャトルは気温や湿度によって飛距離が変わる為、どの季節でもできるだけ飛距離が変わらないよう羽の角度やコルクの重心位置を変えて番号で分けています。

たて男
たて男

どれも一緒じゃないんだね~

シャトルには下記のような特徴があります。

気温が高い➡飛びやすい
気温が低い➡飛びにくい

気温が高いと空気が薄くなり、あまり抵抗なく飛ぶことができますが、気温が低いと空気が濃くなり、飛距離が伸びません。

番号が合っていないと…

番号が合っていないと、具体的には下記のことが起こります。

夏場の暑い時期に5番のシャトルを使用すると…

少し強く打っただけでバックアウトになりやすくなります。
5番は冬場用に調整されているので空気が濃い場所に対応するために飛びやすくなっています。
ただでさえ夏場は気温が高く、飛びやすいので少し打っただけですぐにバックアウトでラリーになりません

冬場の寒い時期に3番のシャトルを使用すると…

全力スマッシュ打っても失速が早いからなかなか決まりません。
お互い失速するショットばかりなのでしんどいラリーばかりになります。

たて男
たて男

夏場に買ったシャトルは冬場では使えないんだね…

Ken
Ken

そう!バドミントンを楽しむためにはきちんとした番手のシャトルでプレーする必要があるってことだね

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気温・月ごとのシャトル選び一覧

温度計

気温が高い日低い日や、季節によって選び方があります。
下記を参考にしてみてください。

気温からシャトルを選ぶ

気温に対するシャトルの番手は下記の通りです。

●温度別シャトル一覧
スピード2番(夏用)  27℃~33℃
スピード3番(春秋用) 22℃~28℃
スピード4番(春秋用) 17℃~23℃
スピード5番(冬用)  12℃~18℃

シャトル番手温度別

注意点としては、外の温度ではなく、体育館の温度に合わせて選びましょう。

夏は体育館に冷房が入っているところも…
逆に冬は暖房が入っている体育館もあるので、気になる方は体育館に問い合わせると確実です!

月からシャトルを選ぶ

次は月からシャトルを選ぶパターンです。

大体は下記の番手になり、専門店も下記の番手を在庫していることが多くなります。

月別シャトル一覧
7.8月:2番
5〜7.9.10月:3番
2〜5.10.11月:4番
12〜2月:5番

シャトル番手月別


季節の変わり目は迷いますよね…
次の項目で詳しく説明します。

たて男
たて男

細かく分かれているんだね!決め方に迷うなぁ…

Ken
Ken

場所によっても決め手が違うから説明するね!

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何番か迷うときのシャトル選び

シャトル

温度だけでなく、湿度や気圧によっても判断基準が変わるので、ご紹介します。
何番を購入するか迷ったときに参考にしてください!

標高が高い場所・山間部など

山間部など、標高が高い場所では平地に比べてシャトルが飛びやすくなっています

気圧が低く、空気も薄いのでシャトルに対する空気抵抗が少なくなります。
平地では4番の季節、気温の場合でも飛びを抑えた3番を選ぶことをおすすめします!

海沿いの場所

海沿いの場所では湿気が多いので、比較的飛びにくくなります

羽根やコルクに水分が含まれるため、重くなってしまうからです。
普段は3番を選ぶ季節でも、飛びやすい4番を選ぶことをおすすめします!

雪が多い場所

雪が多い場所では空気が乾燥しているから壊れやすくなります

気温通りの番手でOKですが、霧吹きで少し湿らしたり、濡れたタオルの上に置くなど対策を行いましょう!
工夫すると耐久性がアップします!

〇番のシャトルは壊れやすい?

番手によって壊れやすいと感じる方もおられるのではないでしょうか?
実は壊れやすさは同じですが、湿気の影響が大きいです。

湿気が少ないと壊れやすくなる傾向がありますので、番手を変更しても壊れるスピードは変わりません。
特に冬は壊れやすいと覚え、対策しておきましょう。

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シャトルが飛ばない・飛びすぎるときの応急対応

対処法

季節とシャトルの番手が違い、「飛びすぎる」「飛ばなすぎる」という場合がありますよね?

そんな時におすすめする緊急対応はシャトルの先端を折ることです。

大会ではNGなので、あくまで練習時の対応です!

飛びすぎるとき…

シャトルの先端0.5㎜ほどを外側に向けて、16本すべて折ります。
すると、空気抵抗が増して失速する度合いが増えます。
お互いにバックアウトが多いときや、スマッシュが速すぎて取れない時の対応として覚えておきましょう。

シャトル先端を折る

飛ばないすぎるとき…

今度はシャトルの先端0.5㎜ほどを内側に向けて折ります。
空気抵抗が少なくなり、結果シャトルが伸びるようになります。
いつもよりもスマッシュが走らない時や、思いっきりバックアウトに出すつもりで打ってもアウトにならない時などは失速しすぎているのでこちらの対応がおすすめです。

シャトル先端を折る

まとめ

今回はバドミントンシャトルの番号についてお伝えしました。

気温や月ごとに変わるので、ぜひ上記の一覧を参考にシャトルを選んでみてください。

実際私は、3番を使用することが多かったと思います。

使用できる時期も長いので、初心者の方でどうしても迷ったときは3番にするのが無難!
しかし、肌寒いなという時期だと4番が無難です!

番号に慣れていきましょう!