
Kenさん!ラケットの持ち方って、人差し指どこに置いておくのがベスト?

ラリーで勝つためには持ち方って正解はないけど細かく持ち替えが必要だからね~
グリップの持ち方について見ていこう!
こんな疑問に答えます!
バドミントン初心者にとって、ラケットの正しい持ち方わかりませんよね…
ましてや人差し指の微妙な位置なんかも正しい位置はあるのかと悩んでしまいます…
ラケットを正しく持つと、フォアとバックの持ち替えもスムーズにできるようになりますし、ショットのインパクトも強く打つことができるようになります。
また、コントロールも精度が上がります!
今回の内容は、
- バドミントンラケットの正しい持ち方と人差し指の位置
- フォアとバックのグリップ持ち替え方法
- シングルスとダブルスでのグリップ持つ位置
を解説します!
強く打てない、持ち替えが苦手という方は今回の内容で改めて勉強しましょう!
バドミントンラケットの持ち方人差し指はどこがベスト?

バドミントンラケットの正しい持ち方を解説します!
基本的なフォアハンドの持ち方
バドミントンフォアハンドではイースタングリップといい、
- 包丁を持つ手
- 握手をする手
というとイメージしやすいと思います。

具体的にいうと、中指・薬指・小指は深く握って、親指と人差し指でグリップをはさむイメージです。
親指と人差し指は力を入れずにグリップに沿えるだけ。

基本的なバックハンドの持ち方
バドミントンバックハンドでは、イースタングリップから親指を立てて、親指の腹で押すイメージです。
ちょうど画びょうを親指で壁にぐっと指すときの形に似ています。

この時親指の位置は人差し指の腹よりも上にきます。
親指人差し指の位置と考え方
フォアハンドとバックハンドでの人差し指の位置はどこにくるのでしょうか。
そもそもの考え方として、バドミントンでショットを打つ際はてこの原理を使います!

フォアハンドの場合は回内運動なので、ラケットヘッドが体の外から内側へ移動します。

この時、人差し指第2関節と第3関節の間の腹の部分でグリップを押します。
人指し指の腹で押すと同時に親指でもグリップをしっかりと固定するのですが、親指の位置は人差し指腹部分よりも下に来ます。
そうすることでてこの原理を使えるようになり、ラケットヘッドを速く振ることができます。
逆にバックハンドの場合は、回外運動なので、ラケットヘッドが体の内側から外へ移動する流れです。
この時は親指の腹部分でグリップを押し、同時に人差し指の腹部分が支点となって素早く振れます。

考え方まとめとして、この親指と人差し指の位置関係次第でラケットが速く振れるかが変わってくるということです。
指間部に隙間がないのはNG
フォアハンド、バックハンドどちらにも共通して言えるのは、親指と人差し指の間の指間部に隙間がないのはNGです!
親指の付け根と人差し指の付け根の間には少し空間ができて、Vの字を作るイメージです。

隙間がないとこんなデメリットがあります
空間ないとこんなにデメリットがあることがわかりました!
初心者の方で、はじめは持ちにくく手がつりそうなこともありますが、これは慣れです!
あまり力を入れすぎず、インパクト時以外ははゆるく持つのがコツです!
ラリー中はフォアとバックの持ち替えが大事!

ある程度ラリーができるようになると、バック側に来た球はバックで打ち返す方がスムーズなのでバックハンドに切り替える方法を覚えましょう!
ここではスムーズな持ち替え方法を解説します!
フォアからバックへの持ち替え
フォアからハックハンドへのスムーズな持ち替えは、親指と人差し指でグリップ約90度転がしてぐっ深く握るイメージです!

どういうこと?

イメージ付かないからそうなるよね!
まずフォアで持っている時は、グリップが人差し指の第2関節と第3関節の間に接しているのですが、そこから親指を使って第2関節までコロコロ転がします。

すると自然に面はバックハンドが打ててる面に変わります。
ここでNGなのがグリップから親指を離してバックハンドの持ち方に変えることです。

グリップから指が離れてしまうと面の角度が定まらず、うまく打ち返すことができません。
バック側に来る!とわかった瞬間にグリップを持ち替えるのでいちいち親指を離す時間はありません!
イメージとしては親指と人差し指で回す、滑らす感覚です!
バックからフォアへの持ち替え
続いてバックハンドからフォア側への持ち替えです。
シチュエーションとしてはバックハンドでレシーブした後、フォア側にドライブを打たれて打ち返すと言った時に必要です。
また、ダブルスのレシーブでは基本的にバックハンドで構えているので、フォア側にスマッシュを打たれた時にも使います。
こちらも先ほど解説した親指と人差し指で回転させる方向の逆に回します。

バックハンドでは中指・薬指・小指の3本はグッと深く握って親指を立てているかと思いますが、親指をすべらすことで親指がたっている状態を解除し、下の3本の指の握りは浅くすると自然とフォアハンドの持ち方になります!
具体的にはこんな感じです↓
親指と人差し指の位置の違いに注目です!

シングルスとダブルスそれぞれのグリップを持つ位置は?

シングルスとダブルスそれぞれのグリップ位置を解説します。
シングルスのグリップ位置
まずシングルスですが、グリップの位置を変える必要はありません。
エンドに近い部分だけですべてプレーできるので短く持ったり長く持ったりと持ち替える必要はありません。

シングルスプレーヤーの元世界王者林丹選手や、元日本代表の佐々木翔選手もタオルグリップテープをグリップの下部にしか巻かない…
グリップ上部はグリップテープ部分をすべて剥いで木が見えている独特のスタイルでした。
当時の学生は、それをマネて同じようなグリップをしているシングルスに特化した選手を、チラホラ見かけました。
シングルはフォアとバックの切り替えのみなので、コントロールに集中できますね!
ダブルスのグリップ位置
ダブルスのグリップ位置はポジションによって、グリップの上部を持ったり下部を持ったりと持ち替える必要があります。
ダブルスレシーブ時
レシーブ時は常時グリップの上部を持って短く持ち、バックハンドで構えます。

バックハンドで構える理由としては、体の構造上守備範囲が広いからです。
後衛選手でレシーブ時もラケットを長く持っている人もいますが、短く持った方がラケットの操作性が上がるのでほとんどの人は短く持っています。
スマッシュレシーブに関してはこちらの記事で解説しています☟
ダブルス前衛時
ダブルス前衛時もグリップを短く持ちます。

ドライブや鋭いレシーブが速く返ってきた場合、ラケットを長く持っていると振り遅れる可能性が高くなるからです。
こちらも短く持つ理由は操作性を上げる事。
インドネシアの元世界王者シギット選手はダブルス前衛の名手でグリップも超短く持っていました。
一時期、グリップテープをシャフトの中央部分まで巻いて、シャフトを持ってプレーするくらい!

かなりインパクトがあり見ていて面白かったので今でも覚えています!
こちらも結構なバドミントン愛好家がマネしていたのではないでしょうか。
結論、前衛は短く持った方が速い球にも触れるので、前衛に入ったらラケットは短く持ちましょう!
ダブルス前衛に関してはこちら☟
ダブルス後衛時
ダブルス後衛時ではグリップは長く持ちます。

グリップエンドに近い部分を持つことで、ラケットの遠心力を最大限に発揮できるからです。
また、長く持つ方がシャトルを遠くまで飛ばしやすいので初心者の方におすすめです!
デメリットとしては、操作性が落ちるので速い球を打たれると、短いときに比べて対応しにくいです。
このレシーブ、前衛、後衛とローテーションして動いていく中で無意識にラケットのグリップ移動ができるようになるといいですね!
はじめは意識しながら持ち替えしてみてください!
まとめ
今回は、
・バドミントンラケットの正しい持ち方と人差し指の位置
・フォアとバックのグリップ持ち替え方法
・シングルスとダブルスでのグリップ持つ位置
を解説しました!
正しい持ち方から、プレー中の持ち替え、シングルスダブルス時の持つ位置がわかったかと思います。
今回の記事でグリップ持ち方に関する疑問は解消されたのではないでしょうか?
グリップの持ち方、持ち替え方はシャトルをコントロールする上で非常に重要です!
プレーでうまくいかないという場合は持ち方が悪い場合もありますので、今回の記事を読んで今一度見直すことをおすすめします!
バドミントンラケットの正しい持ち方がわからない…人差し指はどこに置いておけばいいの?フォアとバックの持ち替えってどうやる?シングルスとダブルスでグリップを持つ位置がわからない…