Kenさん！試合中に考えることを教えて！
上級者が試合中に考えていることだね！一緒に見ていこう！
バドミントンの試合中、何を考えながら、何を意識しながらプレーをしたらいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか？
バドミントンは詰将棋と同じで、相手の行動（打つ球）を予測して、自分の動き（返球準備）を考えるというスポーツです。
なので、バドミントンは考えるスポーツ！
逆に言えば、フィジカルやショットのテクニックが相手よりも劣っていても、戦略で勝ててしまうのがバドミントンです。
勝ちにこだわるのであれば、戦略を立てられる頭と、相手を分析できる目を養うべきです！
バド歴が浅くても勝利をつかみたい人は頭と目を鍛えましょう！
今回の内容は、
- バドミントンの試合中に考えること
- 相手の弱点を見抜く練習方法と観察のポイント
- 考える力と観察力を鍛える方法
について解説します！
頭と目を鍛えておくとバドミントン以外でも応用が効くので、人生にとってもメリットは大きいです！
バドミントン試合中に考えることと相手を見ること
バドミントンは考えるスポーツですが、一概に「考える」と言ってもむずかしいですよね・・・
ここでは、バドミントン試合中で「考えること」と「相手を見ること」の重要性をお伝えします。
また、シングルス、ダブルスでの意識するべきポイントも見ていきましょう！
バドミントン試合中に「考える」とは何か
バドミントン試合中に「考える」とは・・・
ラリーを続けるだけでなく、次の一手や相手の動きを予測しながらプレーすることです。
など状況に応じて戦術を変えることが「考えること」です。
相手の立ち位置や返球パターンを観察し、どこに打てば自分が有利になるかを常に意識することが大切です。
なぜ相手を見ることが重要なのか
バドミントンは、野球のような一発逆転のホームランや、ボクシングのようなKOパンチなどはありません。
流れが非常に重要です。
バドミントンで相手を見ることは、試合の流れをつかむうえで非常に重要なポイントです！
このように相手を観察することが、「ミスしないための準備」と「ミスを誘いやすい展開」を作り、自分に流れを引き寄せることにつながります。
シングルス・ダブルス別に意識すべきポイント
シングルスとダブルスで意識するポイントを見ていきます。
シングルスで意識するポイント
シングルスでは、コート全体を使った配球や相手の動きを誘う駆け引きが重要になります。
序盤に前後左右大きく相手を動かして、どのような体勢で、どのような動きで、どのようなショットが返ってくるのかを一つ一つ分析しましょう。
自分の頭に観察した分析データが集まってきたら仮説と検証です☟
など相手の得意不得意がなんとなくわかってきます。
返すのに一生懸命でそんなことまで考えられないよ～
そんな人は早くに準備する意識を持とう！
余裕がない人は基本的に準備できていないことが多いです。
相手のショットを見て構えたり、動く準備をするのではなく、迎え撃つ準備をしておいてから相手を見た方が作業が少なくなって、余裕を持って見えるようになります。
ダブルスで意識するポイント
ダブルスではパートナーとの連携やポジション取り、相手ペアの弱点を見抜く観察力が求められます。
ダブルスは穴埋め作業なので、自分とペアの位置関係、相手がここに球を打ってきたら取れないから打たれても大丈夫なように移動しておく…
といった感じで、瞬時に自分が行くべき球なのか、ペアが取る球なのかを判断しなければなりません。
ミスらないことが前提ですが、このように穴埋め作業がスムーズにできるダブルスペアは強いです。
逆に相手ペアの穴を探すことも意識する必要があります！
お互いにホームポジションの場合は穴はそれほど目立ちませんが、ラリーを続けると陣形も崩れてくるので、崩れた時の陣形の穴を狙えるかがポイントになります。
など、3手先、4手先を考えながらプレーできると決まりやすいパターンもわかってきます。
バドミントン相手を見る練習方法と観察力アップのポイント
では、相手を見る練習は具体的にどんなことで観察力が養われるのでしょうか。
相手の弱点や癖を見抜く観察ポイント
相手の弱点や癖を見抜くには、相手が選択するショットや動きのパターンを仮説しながら検証することです。
例えば、特定のショットでミスが多い、決まったタイミングで前に詰めるなど、繰り返される行動に注目です。
観察を重ねることで、相手の苦手なプレーや癖が見えてきます。
相手の体勢・フォーム・動きから情報を得るコツ
相手の体勢やフォーム、打つ前の動きにはヒントが多く隠れています。
打つ直前の重心やラケットの向き、足の動きなどを観察してみましょう。
また自分に置き換えてイメージすることも大切です。
どのコースに打ってくるか、強打かフェイントかなんかも予測しやすくなります。
同じ練習仲間でもいいので、日頃から細かい部分まで注視する習慣をつけましょう！
自分だったら…と考える事が観察力を鍛える事に繋がります。
打った直後に相手を見る意識を身につける練習
ラリー中は自分のショットに意識が向きがちですが、打った直後にすぐ相手を見るクセをつけましょう。
自分の球がきちんとコントロールできているかも大事ですが、相手の構えや動きを素早くチェックすることの方がもっと大事です！
この辺ができているかどうかで初心者か中級者かがわかる！
相手を見ることができれば、次の動きに余裕が生まれるのでフットワークもバタバタしなくなります！
試合でいきなりできるようになるものでもないので、練習から「打った後は必ず相手を見る」ことを繰り返し意識してみましょう。
周辺視野を活用した観察力トレーニング
バドミントンでは、正面だけでなく周辺視野も非常に重要です。
周辺視野とは、ラリー中はシャトルに焦点が当たっていると思いますが、そのシャトルを見ている状態の周りで相手を動きやダブルスペアの動きも情報を得られることです。
たとえば・・・
・道を歩いている時に、自転車や自動車がとびだしてきたときに早く反応できるようになる（危険回避・事故防止）
・道に落ちているものに気づきやすくなったり、忘れ物に気づきやすくなる（探知能力）
・混雑したところでもスムーズに歩ける（状況判断・対応力）
・仕事や家事など効率よく進められる（効率向上）
・距離感がつかみやすくなる（空間認識能力・バランス感覚）
・目に入る多くの情報を効率よく処理できるようになる（ストレス軽減・目の疲労軽減）
周辺視野はバドミントン以外でも鍛える事が出来ますので、スポーツ以外のこれからの人生のために鍛えておいて損はない能力だと思います。
じゃあ周辺視野ってどうやったら鍛えられるの？
一番効率がいいのが「速読」だね！
速読ってあまりピンとこないな～
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「読む」ことは生きている限り切り離せません。
人間は文字を読むことで情報を得ているからです。
速読ができるようになると…
まだまだ書ききれませんが・・・
周辺視野も鍛えられて、勉強や仕事でも役に立って、思考力も鍛えられる…まさに一石三鳥の方法です！
みんな速読トレーニングやった方がいいよ！
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まとめ
今回は、
・バドミントンの試合中に考えること
・相手の弱点を見抜く練習方法と観察のポイント
・考える力と観察力を鍛える方法
について解説しました！
バドミントンの試合中に考えることはなんとなくわかったかと思います！
また、同時に相手を見ることの重要性もわかったと思います。
普段の練習から観察力を鍛えておくと、試合でも使えるようになるので練習で慣れましょう！
また周辺視野を鍛える事も強さに繋がります…
ぜひ戦略を立てられる「頭」と相手を観察できる「目」を鍛えておきましょう！
「さっきのショットはぎこちなかったからここが弱いのかな？」
「ここに打つと同じコースばっかり！次はコースを張ってみようかな！」
「左右に振り分けると戻りが遅いからテンポを上げてみよう！」