Kenさん!フォルトとレットってどう違うの?
反則かやり直しかの違いだね!
今回はその2つをくわしく見ていこう!
バドミントン初心者では、どうなれば反則なのか、どうなればやり直しなのかわからない場合があると思います!
基本的にはやっていく中で覚えていくことですが、周りの人たちが知っているのに自分だけ知らないという状況だと迷惑をかけてしまうかもしれません。
フォルト(反則)や、レット(やり直し)のルールも覚えておくと周りの人たちもストレスなく楽しめるのでぜひ覚えておきましょう!
今回は、
・フォルト(反則行為)一覧
・レット(やり直し行為)一覧
・バドミントンあるある暗黙のルール
をお伝えします!
フォルト(違反)となる行為一覧
フォルト(違反)は、こんなことをしたら違反になるよ!ということを一覧にまとめました!
フォルトになると相手に1点入るので気をつけましょう!
・フォルト①:ミスをしたとき
・フォルト②:体にシャトルが当たっとき
・フォルト③:シャトルを2回打った、または持ったとき
・フォルト④:ネットタッチしたとき
・フォルト⑤:ネットを越えて打ったとき
・フォルト⑥:打つ相手を邪魔したとき
・フォルト⑦:体育館の天井や建物の一部にシャトルが当たった時
・フォルト⑧:サーブのフォルト
詳しく見ていきます!
フォルト①:ミスをしたとき
自分が打った球が相手コートの外に落ちたときやネットに引っかかった時にもフォルトといい相手の得点になります
フォルト②:体にシャトルが当たっとき
相手が打った球が自分の顔・体・衣服に当たったり、ラケット以外に当たるとフォルトで相手の得点になります
フォルト③:シャトルを2回打った、または持ったとき
相手コートに返すのにシャトルを2回打ったり、一度シャトルをラケットの面に乗せてから返したりする(ホールディング)とフォルトで相手の得点になります
フォルト④:ネットタッチしたとき
体・衣服・ラケットなどがネットに触れるとフォルトとなり相手の得点になります
フォルト⑤:ネットを越えて打ったとき
相手の打った球がネットを越えていないのにシャトルを打ってしまうとフォルトで相手の得点になります
フォルト⑥:打つ相手を邪魔したとき
シャトルを打つ相手の邪魔をしたとき、例えばネット下からラケットを出したり、打つ瞬間に声を出してびっくりさせたりするとフォルトで相手の得点になります
フォルト⑦:体育館の天井や建物の一部にシャトルが当たった時
体育館の天井が低かったり、隣のコートと分断するときに引くネットのひもなどがコート真上にある場合はプレー中にシャトルが当たる場合があります。
その場合もコート外に落ちたことになるのでフォルトになります。
フォルト⑧:サーブのフォルト
サーブを打つ時のフォルトは以下の通りです。
セット(サーブを打つ前に構えること)してからはスムーズに打たなければなりません。
・セットしてから約5秒以内にサーブする
・セットしてから一連の動作でサーブを打たなければならない(動作を止めてはならない)
・サーブの打点は床から115㎝以下で打たなければならない
・サーブ時に足は床から離れてはならない(引きずってもならない)
・コーナー内でサーブしなければならない(ラインを踏んでもフォルト)
ありがちなサーブ周りでのフォルトをもっと詳しく知りたい方はこちら☟
レット(やり直し)はどんな時?レット一覧
フォルト以外でもレット(やり直し)というルールも合わせて知っておきましょう!
・レット①:相手が構えていないときにサーブ
・レット②:どちらが得点したかわかならい
こちらも詳しく見ていきます!
レット①:相手が構えていないときにサーブ
サーブを打つ時に相手が構えていないとレットとなります。
また、サーブを受ける相手以外のプレーヤーも構えていないとレットになります。
相手が構えてからサーブを打ちましょうということだね!
レット②:どちらが得点したかわかならい
ショットがライン上ギリギリでインかアウトかわからない場合、線審・主審が判断できない場合はレットになります。
かなりまれですが、ネットの頂点でシャトルが止まってしまう場合があります。その場合もレットです。
ネットを越えてもシャトルがネットに引っかかった時もレットです。
ネットの上でシャトルが止まることあるの?
ネット勝負してるときにたまにあるんだ!
Kenも今まで2回くらいあったよ!
知っておくと困らない?初心者が迷惑をかけない暗黙のルールとマナー
正式ルールではありませが、バドミントンの競技を行う上でのマナーの部分を記載します。
他競技からバドミントンに転向された方は習慣にないかもしれませんが覚えておいて損はありません!
暗黙ルール・マナー①シャトルの渡し方とは
シャトルは慣れてくると、すくってそのまま相手に打ち返す場合が多いですが、特に学生は上下関係が厳しいので一度シャトルを手に持ってから相手に打ち返しましょう。
相手へ打つ場合も上からやバックハンドではなく、フォアのアンダーハンドで相手に取りやすいように打ってあげることがマナーです。
よくTOPの選手が、ネット引っかかって落ちたら、そのまま相手コートにラケットで押して返していますが、一般の練習場所だと気を悪くする人が多いので気をつけましょう!
暗黙ルール・マナー②ミスした人がシャトルを取りに行く
ミスをしたり、ネットに引っかかった場合はミスした人が取りに行きましょう。
ダブルスの場合はペアがシャトルに近い場合はペアでもOKですが、できるだけミスした人が取りに行くのがマナーです。
暗黙ルール・マナー③ネットの下はあまりくぐらない
プレー以外でもネットの下はくぐらないようにしましょう。
ネットがゆるんでしまう恐れもありますが、ネットに触れることが気になる人もいるので、できるだけネット横から通るようにしましょう。
コート横が通れない場合は仕方ないので、その場合はネットに当たらないようにくぐりましょう。
暗黙ルール・マナー④相手に当ててしまったらあやまる
自分のショットが相手の体や顔に当たった場合は謝りましょう。
きちんとアイコンタクトが取れている時に謝るのがマナーです。
暗黙ルール・マナー⑤ラケットを折ってしまったとき
ダブルスでパートナーのラケットとぶつかって折ってしまった場合、時と場合によりますが基本は弁償はしません。
お互いに起こりうることですのでお互い様ということです。
折れるたびに弁償していては人間関係も気まずくなるし思い切ってプレーもできなくなります…
大事なラケットが折れたらショックですが、そういうものだと割り切るしかありません。
暗黙ルール・マナー⑥年下が得点を数える
主審がいない場合は、プレーヤー内で一番若手が点数を数えるようにしましょう。
これも目上の人に対する気づかいなので、人間関係を円滑にする為のポイントです。
また、ビギナーも積極的に点数を数えた方が環境に受け入れてもらいやすくなります!
暗黙のルールもあるんだね!
これは教えてもらわないとわからないことだね…
そうだね!気持ちよくバドミントンをするために、自然にできたルールなんじゃないかな?
覚えておいて損はないよ!
まとめ
今回はバドミントンのフォルトやレットなどのルールを記載しました。
こんな時どうしたらいいのかという部分がわかったかと思います。
バドミントンをやる際には知っておいて損はないので、初心者は予習しておくといいかと思います!