バドミントンは体に悪い!?健康寿命を伸ばすための方法と考え方は?

バドミントンは体に悪い? カラダ
ウマクナリたい子
ウマクナリたい子

Kenさん!バドミントンって体に悪いの?

Ken
Ken

適度な動きだったら健康にいいけど、結構激しいから体への負担は大きいね!

これからバドミントンをはじめようとする方にとって、バドミントンを続ける事は体にいいのか、体に悪いのか…気になるところですよね!

社会人からはじめられる方は健康目的がほとんどだと思います。
バドミントンは他の球技に比べてはじめやすいので、健康寿命を伸ばせるスポーツとしても人気です

ではバドミントンのどんなところが体に悪いのでしょうか。

今回の内容は、

・バドミントンのどんなところが体に悪いのか
・バドミントンは健康効果があるのか
・バドミントンで健康寿命を伸ばすポイント

について解説していきたいと思います。

バドミントンをはじめるにあたってのメリットとデメリットを理解しておけば長く楽しめる事間違いなしのスポーツなので、ぜひ最後までお付き合いください!

バドミントンのどんなところが体に悪い?

ハート

はじめにデメリットである、「バドミントンは体に悪い」と言われている要因を先にお伝えします。
それは、

・バランスが悪くなる可能性
・ジャンプ動作での膝関節への負担
・回転による関節炎のリスク

の3つがあげられます。

順番に詳しく見ていきましょう!
合わせてケガしやすいところも一緒に解説していきます!

注意点として、あくまでも「リスク」なので大げさにマイナス面を伝えるつもりはありません…
しかし、知っておくことで予防ができるので、やはり頭の片隅に置いておいて損はないかと思います!

 カラダのバランスが悪くなる可能性がある

骨盤

バドミントンには、カラダのバランスが悪くなるというリスクがあります。

ラケットを持つ「利き手」と前へのランジ動作で踏み込むときに使う「利き足」があります。
どうしてもそちら側の筋肉が発達しがちで、左右の筋肉量に差が生まれます。

左右のバランスが崩れると、腰痛のリスクが高まります

バドミントンプレーヤーを見てみると、見た目はそれほど大きな差は見られませんが、若干発達していることが多いです。
実際にバドミントンを競技としてプレーされている人は高い確率で腰痛を経験しています。

Ken
Ken

私の周りでも腰痛もちの人は多い印象です…

対策としては、利き手ではない方でシャトルを打ったり素振りをした方がバランスが保たれます。

コートに入っていない待ち時間などの時に、あえて利き手ではない方で素振りをはじめてもいいかもしれません!

ジャンプ動作で膝関節への負担が増える

膝痛

2つ目のリスクとして、膝関節への負担が増える事です。

男性は特にジャンプ動作が多く、ジャンプスマッシュのほかにもクリアでもジャンプすることがありますし、飛びついてシャトルを打つ場合もあります。

ウマクナリたい子
ウマクナリたい子

でも膝への負担ってどのスポーツでもあるんじゃないの?

Ken
Ken

そうだね!でもバドミントンはその中でも独特の着地をするから特に負担が増えるんだよ…

バドミントンでは、ほとんどの場合着地は垂直方向ではありません。
どういうことかというと、脚が斜めの状態で着地することが結構あります。

着地足

脚が垂直方向で着地する場合は、膝関節にかかる重圧も脚に対してまっすぐにかかるので、膝関節がズレる心配は少ないです。
それに対し、脚が斜めの状態で着地すると、脚に対して重圧が斜めにかかってしまうので、膝関節がズレる可能性が上がります。

関節がズレないように周りの筋肉で支えているのですが、重圧が斜めにかかっているので、膝内部では軟骨がすり減ったり半月板が割れたりするリスクも高まります。

Ken
Ken

私も前十字靭帯が切れた時は、「あ、膝がズレて切れた!」という感覚でした。

バドミントンは着地して終わりではなく、着地して次の動作にうつらなければならないので余計にリスクを高めてしまいます。

こちらの対策としては、体幹を鍛えることと痩せることです!


体幹が鍛えられると体のぐらつきが抑えられて膝への負担も減ります。
また、痩せることが膝への負担を和らげる最良の方法です。
半月板の大きさは、体の大きさに比例しておらず、人によっても大きさに大差はないそうです。
なので一番いい方法は、単純に体重を軽くする事です。

回転による関節炎のリスク

腰痛

3つ目のリスクは、回転による関節炎です。

バドミントンは「回転」を使うスポーツなのでその回転で関節が回るので炎症のリスクが高まります。

その中でも一番高いのが腰痛のリスクです。
1つ目のカラダのバランスが悪い場合でも腰痛のリスクがあることをお伝えしましたが、この回転でも腰痛のリスクは高まります。

バドミントンは上半身でシャトルを打っているように見えますが、実は足腰からの回転をうまく利用して効率よくエネルギーをシャトルに伝えて飛ばしています。
遠くまで飛ばすのに筋肉は必要ありません。(ラケットが飛ばないように支える筋肉は必要です!)
シャトルは回転とタイミングだけで飛びます!

特に経験が浅い人は無駄に筋肉を入れがちなので、回転がスムーズに行われずに関節に疲労が蓄積して関節炎に繋がります。
また、回転を無理に止めてしまうことも炎症に繋がります。
テニス肘などはこの回転で作られたエネルギーをうまく逃がさずに無理やり止めてしまうことで発症します。

こちらの対策としては、バドミントンのプレー前後にしっかりとストレッチしてケアすることです。


やはり炎症が起きやすいのは準備運動不足や疲労が蓄積している状態で放置していることです。

 バドミントンで怪我しやすいところは?

チェック

上記を踏まえて、バドミントンで怪我しやすいところは次の個所です。
私もどの部位も経験したことがあるので徹底的にケアしましょう!
独断と偏見でランキング形式にしてみました。
順位に根拠はなく、私の経験上のランキングですのでご了承ください。

第1位 腰(上記要因の他にも背筋をよく使うので腹筋が弱いとバランスが悪くなってヘルニアにも…)
第2位 膝(斜め方向の着地、ジャンプ動作も意外と多いことから膝にも負担をかけやすい)
第3位 足裏(激しい動きで足とシューズの摩擦から皮がめくれる。シューズが合っていないと魚の目にも…)
第4位 手(グリップとの摩擦で皮がめくれる)
第4位 お尻(ランジ動作で利き足側のお尻が筋肉痛になりがち)
第5位 足首(細かく方向転換する動作が多いので疲労がたまりやすい。着地を失敗して捻挫も…)
第6位 肘(回転エネルギーをうまく逃がすことができずに、テニス肘や腱鞘炎に)
第7位 首(オーバーヘッドストロークでシャトルを見上げる動作で痛めやすい。初心者に多い)
第8位 肩(余計な力が入ってしまって筋を痛めてしまう)
第9位 手首(シャトルインパクト時の衝撃で筋を痛めてしまう)

Ken
Ken

こうやってみるとカラダ全部だね…

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バドミントンはどんな健康効果がある?

得

では今度はメリットの部分です!
バドミントンはどんな健康効果があるのでしょうか?
次のようなメリットが考えられます。

・高い消費カロリー
・全身運動
・天候に左右されないから継続しやすい
・コミュニティがあって継続しやすい

細かく見ていきます!

高い消費カロリー

カロリー

まず一番注目すべきところは高い消費カロリーです。

いくつかある「消費カロリーランキング」のサイトを見ても、高い確率で上位にランクインするのがバドミントンです。

バドミントンというスポーツは、シャトルを自分のコートに落としてはダメなスポーツなので、常にSTOP &GOの状態。

ラリーが続けば続くほど・・・

特に下半身は常に腰を落としての運動。太ももとふくらはぎを酷使します!
短時間で一気に負荷をかけることができるので短時間でダイエット効果を得たいという方に最適です。

楽しみながら自然と有酸素運動ができるのもバドミントンの特徴です。

回転を使った全身運動でダイエット効果

バドミントンの特徴である、「回転」の動作はダイエットに繋がります

特に腰のツイストは骨盤あたりの血行を良くし、お腹周りの脂肪を燃焼してくれます。
また、オーバーヘッドストロークでシャトルを打つ時は肩甲骨も動かすので、凝り固まる肩回りの運動にも最適です!

Ken
Ken

社会人になって、普段の生活で腕を肩より上に上げる動作はあまりしなくなりますよね…
肩こり予防に肘を上げる動作は結構重要です!

天候に左右されないから継続しやすい

健康的なカラダを手に入れるためには継続することが大事です。

バドミントンは体育館でプレーするので天候に左右される心配はありません
外でジョギングや野外でのスポーツでは雨になると中止になりますので、継続したくてもできない場合があります。
最近では紫外線が強くて屋外でスポーツしたくないという方も増えています。
中高生の部活動を見ても室内競技であるバドミントンの人気は増加傾向にあります。

コミュニティがあって継続しやすい

ハート

健康効果を得るには「継続」が大事ですが、継続するには「楽しさ」が必要です。
バドミントンは一人ではプレーできないので必ず自分以外の誰かが必要です。
誰かと同じ時間を共有することは「楽しさ」を感じやすく、バドミントンの継続に繋がります
また、同じコミュニティでレベルアップをするために切磋琢磨することでさらにバドミントンの楽しさを感じられます。

Ken
Ken

このコミュニティの存在が最も健康効果を得られる要因だと思ってます。

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バドミントンで健康寿命を伸ばすポイント

チェック

これから生涯スポーツとしてバドミントンをはじめる皆さんは、健康寿命を伸ばすためにバドミントンを選択したと思います。
では健康寿命を伸ばすにはどのようなポイントが大事なのでしょうか?

・継続する
・ムリはしない
・しっかりとケアをする
・食べ物にも意識を向けて相乗効果

です。

継続する

どんなことにも当てはまりますが、「継続すること」が大事です。
当たり前のことですが、継続しないと何も得ることはできません。

自分なりのバドミントンの「楽しさ」を見つけてみてください!

ムリはしない

これも大事なポイントですが、「ムリはしない」ことです!
バドミントンにのめり込めばのめり込むほどムリをしがちです…
もっと速く動く…
もっと強く打つ…
そして体の故障につながります…

自分の限界を知っておくというのも健康寿命を伸ばすポイントになります。

しっかりとケアをする

ストレッチ

スポーツ全般に言えることですが、しっかりとケアしましょう!
特にバドミントンは腰痛になりやすいスポーツなので腰回りを重点的にケアすることが大事です!
筋肉が固まると、筋肉痛やケガにつながるので、疲労をきっちりと逃がしてあげることが強いカラダつくりに繋がります。

食べ物にも意識を向けて相乗効果

ポイント

健康には運動は大事ですが、それ以上に「食」が大事です。
運動しているから健康だと思うのは間違いです。

健康的なカラダつくりは、体を作っている食べ物にも意識して見てください!

特に腸内環境を良くすることは、便秘の解消、免疫力アップ、肌荒れ改善、ダイエット、睡眠の質向上と健康に直結します。

長く健康的なカラダであるためにも、食べ物の知識を勉強することをおすすめします!
健康食材と言えば「薬膳」です!

薬膳といっても特別な食べ物ではなく、身近な食材がスーパーフードだったりします。
そんな薬膳と腸活を学べるところもあるので、将来にも役立つ知識を得たいという方にはこちらがおすすめです!

食の知識は一生モノの知識なので、バドミントン以外でも役立ちますよ!

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 まとめ

今回は、
・バドミントンのどんなところが体に悪いのか
・バドミントンは健康効果があるのか
・バドミントンで健康寿命を伸ばすポイント

について解説しました!

これからバドミントンをはじめる方にとっては予防しなければならない情報もあったかと思います。
長くバドミントンライフを送るためには、できるだけリスクを軽減して楽しく過ごせたらいいですね!